東京アカデミー広島校
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こんにちは、教員採用試験対策予備校の東京アカデミー広島校です。
今回は、広島県・広島市教員採用試験の(筆記)教職教養試験について少しお話しします。
1次試験を〈一般選考〉で受験する場合の試験項目「教職に関する専門教育科目」、いわゆる教職教養試験ですが、今夏の試験から、マーク式、35分、配点50点と設定されました。(※参考:9月2日のブログ)
午前実施(中学・高校)・午後実施(小学校・養護・栄養)と問題はそれぞれ作成されており、見比べると、それぞれ問題数は14問で、各問題の配点も同じでした。内容(分野)は大きく分けて「法規関連」「学習指導要領 総則」「特別支援教育」「学校安全」「生徒指導」で、マーク式で問題数が増えた分、学習指導要領総則以外の各分野でも、必ず1問は関連法規が出題されています。
午前実施問題と午後実施問題では、出典は同じでもテーマ(内容)が違い、全く同じという問題はありませんでした。例えば、「地方公務員法」1つをとってみても、午前実施問題では第32条、第33条が、午後実施問題では第30条と第35条が出題されています。
また、今回初めて「義務教育の段階における普通教育に相当する教育の機会の確保等に関する法律」「地方教育行政の組織及び運営に関する法律」「子どもの貧困対策の推進に関する法律」「障害者基本法」「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」「学校保健安全法」「児童虐待の防止等に関する法律」「青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律」から出題されています。
東京アカデミー広島校では、虎の巻ともいえる『教育法規集』を作成しています。一部ご紹介しますね。
教育基本法の一部ですが、【数字】は出題された採用試験年度です。広島校で勉強された方は見覚えがあるのではないでしょうか。令和4年度試験で出題されたものを追記し、今後の対策講座でも使用していきます。また今回は、新しく出題された法律も掲載予定です。
2022年夏実施試験も午前、午後に分けて実施されるとなると、広い範囲を勉強する必要がありますね!
10/3(日)13:00~14:30の広島県・広島市教員採用試験〈一般選考対象〉『出題傾向分析会』ではより詳しく、また今後の対策についてお話しさせていただきます。教室対面かオンライン(Zoom)の選択受講となっております。お申し込みは☞コチラから
次回は〈臨採特別選考〉の1次試験~集団面接~についてお話ししますね。