東京アカデミー静岡校
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2022年の教員採用試験最終合格を目指しているみなさん、こんにちは。
東京アカデミー静岡校の教採担当「中の人」です(^^)ノシ
前回は序論として、「コロナ感染症」を例としながら面接と教育時事的な事柄の関係をお話ししました。
今回は、本論として「コロナ感染症」のなにが・どこが面接に関連しているのかを、確認しましょう。
教員採用試験の面接で「コロナ感染症」そのものが取り上げられることはまずありません。感染力の強さと世界中への蔓延は驚くべき事実ですが、今までも学校内や地域でインフルエンザが流行し「学級閉鎖」「学校閉鎖」もありましたから、それとあまり変わりません。
しかし、「コロナ感染症」においては以下の2つがインフルエンザと異なる大きな問題点となっています。
※2021年9月においては大きな問題ですが、さらに別の問題が生まれるかもしれません。もしかしたら1年後にはコロナが終息しているかもしれません。そういう意味では、教育時事の話題は、「旬」があるものとも言えます。
1つめの問題:コロナ感染症の感染力の強さと教育現場
この問題は、教育現場の様々な部分に別の問題を派生させる最も重要な問題点でしょう。学校の現場では、どうしても
密な状況が起きやすく、クラスター発生の恐れがあります。それを避けるために、様々な取り組みが導入されました。
A)教師も児童生徒も感染防止の為にマスクを必ずかける=言葉が聞き取りにくい・表情が見えにくい・コミュニケーションがとりにくいことにどう取り組むか
B)学校閉鎖・休講措置=学業の遅れ・配信型授業の是非・仕事を持つ保護者の負担への対策
C)学校行事の延期・中止=児童生徒の不満・ストレスにどう取り組むか
D)コロナに感染した児童生徒へのいじめ・差別の防止や指導
2つめの問題:コロナ感染症に対するワクチンの接種は任意であり、アレルギーなどで接種すべきでない者もいること。
A)ワクチンを打たない(打てない)児童生徒へのいじめ・差別の防止や指導
ここで述べたことは、すべて新聞やニュースなどで取り上げられたことであると同時に学校現場だからこそ問題
になることですよね。教師を目指す以上、様々な社会時事や出来事に目を向けるべきですし、知識として持たなければなりませんが、同時に「学校では」や「児童・生徒にとっては」と考える癖を身に付けておきましょう。そう考えることが社会時事における問題点に自分の考えを反映させるコツですね。
それではまた次回、社会時事について述べていきますね!(・ω・)ノシ