東京アカデミー東京校
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こんにちは。東京アカデミー東京校の公務員担当です。
毎週木曜日は、公務員試験に役立つ情報をお届けいたします。
今回は、「裁判所職員一般職」についてご紹介いたします!
【1次試験】
・基礎能力試験(多肢選択式);知能分野 27題、知識分野13題…計40題/3時間
・専門試験(多肢選択式);必須 憲法7題、民法13題、選択 刑法又は経済理論 10題…計30題/1時間30分
【2次試験】
・論文試験;1題/1時間
・専門試験(記述式);憲法1題/1時間
・人物試験;個別面接
ここで注意したいのは、2次試験の試験種目となっている「論文試験」と「専門試験(記述式)」は、1次試験と同じ日程に実施されるということです。
2次試験の試験種目として採点されますが、1次試験時に皆さん受験することとなりますので、必ず対策を行いましょう。
ここでは専門試験についてお話させていただきます。
上記で述べた通り、専門試験は「多肢選択式」と「記述式」が課されます。
多肢選択式の受験科目は、必須として「憲法・民法」は必須解答、「刑法・経済学」は選択して解答となります。
選択科目の刑法と経済学については、他の併願等から考えると「経済学」の学習をするのがおすすめと言えます。
また、本試験の問題では、同じ判例が繰り返し出題されていますので、過去問題に取組んでおきましょう。
記述式の試験内容の「憲法」について過去問題を紹介いたします。
【2021年】
法の下の平等の意味について説明した上、法的取り扱いにおける区別が憲法に反するか否かを判断する基準について論ぜよ。
【2020年】
外国人の基本的人権について論ぜよ。
【2019年】
司法権の独立の意義及び趣旨を述べた上で、その憲法上の現れについて論ぜよ。
専門記述の対策をする際、まずは基本的な判例の知識をつけることが必要です。そのうえで文章構成を覚えるようにしましょう。構成を覚えるためには、出題されたテーマについて書き方をパターン化することが必要です。試験では、パターン化した文章に憲法の知識や判例を加えて書くことができれば点数へとつなげることができます。
次回は、国家公務員(財務専門官)についてご紹介します。
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