東京アカデミー立川教室
ブログ
こんにちは。
東京アカデミー東京校の教員採用試験担当です。
本日の内容は、昨日9月18日(土)ブログの後編となります。
前編のブログはコチラから→東京都筆記試験の傾向について(教育原理)part1
(2)過去問演習だけでは対策が難しい内容・・・教育時事・東京都教育施策
過去問を分析していくと近年の教員採用試験対策は過去問演習だけの対策では対応しきれない内容が出てきています。
◆東京都教育施策からの出題
2021年に出題された「東京都公立学校における教員の人材育成や研修」といった東京都の施策に関する問題。
【苦戦ポイント】
教育施策は東京都教育委員会のHP・募集要項等のチェックが必要。様々な分野(東京都施策大綱や研修、一般会計予算等)からの出題があり、厳選が困難。
◆文部科学省の答申・通知等からの出題
2020年に出題された「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果」といった文部科学省の通知に関する問題。
【苦戦ポイント】
答申・通知等の最新の内容・調査結果を確認する必要があり、古い数値や内容だと誤答になる。東京都の教育施策と同様で範囲が膨大で厳選が困難。
例年必ず出題される東京都の施策や文部科学省の通知・答申などは最新の内容や数値を確認しておく必要があります。
東京都の問題は正しい知識・理解がないと解答に苦戦する内容となるため、時間をかけて対策をしたいところですが、施策・通知等は膨大な範囲のため、なにが重要なのか判断がつかず、例年苦戦する受験生が数多くいらっしゃいます。
また、教育時事や教育施策は参考書や問題集・過去問だけでは対策ができないというところが難しくしている点です。
来年の試験に向けてどういった方法で対策をすべきかがキーポイントとなりますので、対策方法をしっかりと決めて進めていきたいところです。
東京アカデミーでは9月に今夏試験の「教職教養」をメインに、【傾向分析会】を開催いたします!
今年の教職教養試験の出題内容を踏まえ、狙われやすい分野、これまで出題されなかった分野を徹底分析し、今後の対策方法も含めて解説いたします。試験対策を迷われている方は、お試しにいかがでしょうか?皆様の対策にお役立ていただければ幸いです。