東京アカデミー札幌校
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こんにちは。東京アカデミー札幌校担当高橋です。
管理栄養士国家試験"10日間連続企画"過去問チャレンジ第5日目は【応用栄養学】です。
さあ、本日も始めましょう!
【第35回本試験問題 問85 (正解率94.5%)】
日本人の食事摂取基準(2020年版)の基本的事項に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
⑴ 糖類のEARが設定されている。
⑵ EARの算定の根拠として用いられた数値は、すべての年齢区分で観察されたものである。
⑶ フレイル予防が、策定に考慮されている。
⑷ 高齢者の年齢区分は、70歳以上とした。
⑸ 短期間の食事の基準を示すものである。
正答⑶
ワンポイント
これまで栄養素指標の表記は日本語と略語が併記されていました。(第34回までであれば、推定平均必要量(EAR)と記載されていましたが、第35回では略語のみの記載)。他科目でも、慢性閉塞性肺疾患(COPD)患者と併記されていたものが、第35回ではCOPD患者と略語のみの表記でした。第34回以前の過去問題に取り組む際には、この点を踏まえておく必要があります。
【第35回本試験問題 問95 (正解率94.8%)】
運動に関する記述である。最も適切なのはどれか。1つ選べ。
⑴ 骨格筋は、不随意筋である。
⑵ 遅筋のミトコンドリアは、速筋より少ない。
⑶ インスリン抵抗性は、有酸素運動で改善する。
⑷ 骨格筋の瞬発的な収縮の主なエネルギー源は、遊離脂肪酸である。
⑸ 速筋は、遅筋より持久力に優れる。
正答⑶
いかがでしたか?明日は「栄養教育論」です。
今後の方向性は見えてきたでしょうか。全く受かる気がしない。そんな方は予備校に頼るのも一つの方法です。東京アカデミーの講座はこちらから。
※上記、第35回正答率は、弊社実施の「第35回管理栄養士国家試験本試験採点会」参加者3,487名の集計データによるものです。実際の国家試験の正答率ではございません。