東京アカデミー札幌校
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こんにちは。東京アカデミー札幌校担当高橋です。
管理栄養士国家試験"10日間連続企画"過去問チャレンジ第7日目は【臨床栄養学】です。
今週も張り切っていきましょう!
第35回本試験問題 問114 (正答率95.7%)】
経腸栄養法が禁忌となる患者である。最も適当なのはどれか。1つ選べ
⑴ 頭頚部がん術後
⑵ 食道裂孔ヘルニア
⑶ 胃全摘術後
⑷ 小腸完全閉塞
⑸ 人工肛門造設後
正答⑷
ワンポイント
経腸栄養法についての禁忌と適応はしっかりまとめておきましょう。
【第35回本試験問題 問123 (正答率94.8%)】
消化器疾患と栄養管理の組合せである。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
⑴ 胃食道逆流症――――――カリウム制限
⑵ たんぱく漏出性胃腸症――カルシウム制限
⑶ 慢性膵炎代償期―――――脂肪制限
⑷ 胆石症―――――――――糖質制限
⑸ 過敏性腸症候群―――――たんぱく質制限
正答⑶
もう一問!やってみましょう
【第35回本試験問題 問133 (正答率90.0%)】
がん患者の病態と栄養管理に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
⑴ 悪液質では、筋たんぱく質の同化が優位になる。
⑵ 化学療法施行時には、食欲が増進する。
⑶ 胃切除後は、カルシウムの吸収が亢進する。
⑷ 上行結腸にストマ(人工肛門)を増設した後は、脱水に注意する。
⑸ 終末期には、経口摂取は禁忌である。
正答⑷
ワンポイント
がん患者の病態と栄養管理についての出題は頻出であり、類題が過去にも多く出題されていますので要チェックです。
いかがでしたか?シリーズも残すところあと3回! 明日は【公衆栄養学】です。
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※上記、第35回正答率は、弊社実施の「第35回管理栄養士国家試験本試験採点会」参加者3,487名の集計データによるものです。実際の国家試験の正答率ではございません。