東京アカデミー札幌校
ブログ
こんにちは。東京アカデミー札幌校担当高橋です。
管理栄養士国家試験"10日間連続企画"過去問チャレンジ第8日目は【公衆栄養学】です。
本日も3問取り上げます。
【第35回本試験問題 問137 (正答率97.1%)】
公衆栄養活動に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
⑴ 個人は、対象としない。
⑵ 傷病者の治療を目的とする。
⑶ ハイリスクアプローチでは、対象を限定せずに集団全体への働きがけを行う。
⑷ ソーシャル・キャピタルを活用する。
⑸ 生態系への影響を配慮しない。
正答⑷
【第35回本試験問題 問143 (正答率91.6%)】
妊産婦のための食生活指針に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
⑴ 妊娠前の女性も対象にしている。
⑵ 栄養機能食品による葉酸の摂取を控えるよう示している。
⑶ 非妊娠時の体格に応じた、望ましい体重増加量を示している。
⑷ バランスのよい食生活の中での母乳育児を推奨している。
⑸ 受動喫煙のリスクについて示している。
正答⑵
ワンポイント
2021年3月に公表された「妊娠前からはじめる妊産婦のための食生活指針」による新しい指針が10項目あります。その内容をしっかり確認しておきましょう。
【第35回本試験問題 問151 (正答率92.1%)】
K市では、血圧が高い者の割合が増加しており、脳卒中の死亡率が高いことがわかった。個人の行動変容を目指した減塩キャンペーンを企画する際の事業評価の指標である。最初に変化がみられる指標として、最も適切なのはどれか。1つ選べ。
⑴ 健康寿命
⑵ 収縮期血圧の平均値
⑶ 食塩摂取量の平均値
⑷ 減塩を心がけている者の割合
ワンポイント
公衆栄養活動の計画目標、長期・中期・短期目標についてまとめておきましょう。
いかがでしたか?シリーズも残すところあと2回! 明日は【給食経営管理論】です。
東京アカデミーの講座はこちらから。
※上記、第35回正答率は、弊社実施の「第35回管理栄養士国家試験本試験採点会」参加者3,487名の集計データによるものです。実際の国家試験の正答率ではございません。