東京アカデミー福岡校
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みなさん、こんにちは!福岡校の国試担当です。
本日は、弊社オリジナル予想問題をお伝えしたいと思います!
これから国試対策をしていくなかで、ぜひ参考にしてくださいね 😉
定期的に予想問題を福岡校のブログで発信していきたいと考えています 🤔
(問1)妊娠 3 8 週の胎児の所見で正常と考えられるのはどれか。
1 .皮膚が黄色
2 .全身に皮下脂肪
3 .心拍数8 0 回/ 分
4 .推定体重2 , 0 0 0 g
(問2)筋肉について正しいのはどれか。
1 .三角筋は上腕を伸展する。
2 .上腕二頭筋は肘関節を伸展する。
3 .大腿二頭筋は膝関節を伸展する。
4 .前脛骨筋は足関節を伸展する。
(問3)生体の防御機構で正しいのはどれか。
1 .好中球が抗原提示を行う。
2 .成人の血清中に最も多い抗体はIgM である。
3 .補体の活性化によりオプソニン化がみられる。
4 .ヘルパーT 細胞は免疫グロブリンを産生する。
(問4)小児の先天性心疾患で正しいのはどれか。
1 .心房中隔欠損症では出生直後よりチアノーゼを来す。
2 .Fallot〈ファロー〉四徴症では歩き始めると蹲踞の姿勢をとる。
3 .動脈管開存症は先天性心疾患の中で最も多い。
4 .心室中隔欠損症では欠損孔の自然閉鎖はみられにくい。
(問5)平成 1 7 年成立の改正介護保険法により、介護予防ケアマネジメントを担うことになったのはどれか。
1 .居宅介護支援事業所
2 .市町村保健センター
3 .地域包括支援センター
4 .介護保険審査会
(問6)喫煙が肺がんのリスクファクターであることを証明するコホート研究はどれか。
1 .対象集団において一定期間における肺がんの発生状況を分析する。
2 .対象集団においてある時点において肺がんに罹患した者を分析する。
3 .無作為抽出した集団を喫煙者と非喫煙者に分け、将来の肺がん発生率を比較する。
4 .無作為抽出した集団を肺がん罹患者と健常者に分けて過去の喫煙率を比較する。
(問1)正答 2
妊娠3 8 週の胎児では、成熟児の徴候がみられる。
1 .× 成熟児徴候としては、淡紅色の皮膚である。
2 .○ 成熟児徴候としては、皮下脂肪が全身にある。
3 .× 胎児の心拍数が1 1 0 回/ 分を下回る場合は、胎児が何らかの異常を起こしていることが考えられる。胎児心拍数の正常は1 1 0 〜1 6 0 回/ 分で、1 6 0 回/ 分を超える場合は頻脈、1 10 回/ 分未満は徐脈である。
4 .× 妊娠3 8 週で出産すると、正期産である。2 , 0 0 0 g で生まれた場合、低出生体重児となり、適正な体重とは考えにくい。
(問2)正答 4
1 .× 三角筋は上腕を外転する。
2 .× 上腕二頭筋は肘関節を屈曲する。
3 .× 大腿二頭筋は膝関節を屈曲する。
4 .○ 前脛骨筋は足関節を伸展(背屈)する。
(問3)正答 3
1 .× 好中球は食作用(貪食作用)を有し、抗原提示能はない。抗原提示はマクロファージや樹状細胞などが行っている。
2 .× 成人の血清中に最も多く存在する抗体はIgG である。IgM は、病原体が初めて侵入したときに最も早く出現する免疫グロブリンである。
3 .○ 補体は液性免疫の抗体を補助する作用をもつ血漿蛋白質の一つである。補体は抗原と結合することにより好中球などの貪食細胞の食作用を促進する作用をもち、これをオプソニン化という。
4 .× 免疫グロブリンは、B細胞から分化した形質細胞によって産生される。ヘルパーT細胞は、B細胞の形質細胞への分化を助ける機能をもつ。
(問4)正答 2
1 .× 心房中隔欠損症〈ASD〉は、出生直後や軽症例ではチアノーゼはみられない。
2 .○ Fallot〈ファロー〉四徴症は、チアノーゼを呈する心疾患の中では最も多く、新生児期以降よりチアノーゼが出現するようになり、歩き始めるとしゃがみ込む蹲踞の姿勢をとるようになる。
3 .× 先天性心疾患の中で最も多いのは心室中隔欠損症〈VSD〉である。
4 .× 心室中隔欠損症〈VSD〉は、欠損孔の小さいものは自然閉鎖することが多い。
(問5)正答 3
地域包括支援センターは、平成1 7 年の介護保険法改正に伴い創設された機関で、市町村または市町村から委託を受けた法人等が設置主体となっている。
(問6)正答 3
1 .× 罹患率の指標である。対象集団について、一定期間(週・月・年)における、ある疾患の発生状況を示す。
2 .× 有病率の指標である。対象集団について、ある時点(調査日)においてある疾患をもつ者の割合を示す。
3 .○ コホート研究(前向き研究)である。対象となる集団を喫煙者(曝露群)と非喫煙者(非曝露群)に分けて現在から未来に向かって追跡し、この2 つの集団の肺がん罹患率や死亡率を比較する研究である。
4 .× 症例対照研究(後ろ向き研究)である。現在肺がんに罹患している集団(症例群)と罹患していない集団(対照群)に分けて、過去の喫煙状況(曝露状況)を比較する研究である。
単に正解を出すだけでなく、一つ一つの肢の正誤判断の根拠をしっかりと理解してくださいね!
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