東京アカデミー大阪校
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みなさん、こんにちは。大阪校の公務員担当です。
本日は、国家一般職についてお話します。
国家公務員には総合職、一般職、専門職、その他(特別職)があります。
この中で、国家一般職は主として事務処理などの定型的な業務に従事する官職で、将来の中堅幹部候補生として採用されます。
試験は「大卒程度試験」の他に「高卒者試験」や社会人を対象とした「社会人試験(係員級)」があります。
国家公務員一般職試験の合格者は本省庁に勤務する方もいますが、大部分が各省庁の地方出先機関に幹部候補として採用されます。
例えば、国土交通省であれば、地方整備局や地方運輸局などが出先機関として挙げられます。
【法務省】地方検察庁
検察事務官として検察官の指揮の下、犯罪の捜査・逮捕状による逮捕、罰金徴収などの事務を行います。
【財務省】税関
空港で出入国する旅客の手荷物検査を行い、法律では輸入してはならない不正薬物や偽ブランド品などの取り締まりを行います。
【厚生労働省】公共職業安所(ハローワーク)
仕事を探している方(求職者)に、職業相談を通じて職業情報やその他就職に関する情報を提供し、窓口で助言・援助を行います。
【国土交通省】地方運輸局
車の検査登録などの窓口業務をはじめ、運送事業者の監査など様々な業務を行います。
【経済産業省】特許庁
商標審査官として、特許庁に出願された商標を商標法の規定や審査基準に照らして審査を行います。
「国家公務員」というと全国転勤のイメージがあると思いますが、大きな転勤がほとんどない省庁もあります。
例えば、経済産業局は地方の出先機関がないため基本的に転勤はないようです。
労働局も転勤がないわけではありませんが、2年定着局→別の労働局(4年で2か所転勤)→定着局で勤務することになるようです。また、転勤については本人の希望を尊重、配慮してくださるようです。
このように、広域的な転勤がない省庁もございますので、地元志向の方にこそおすすめの受験先とも言えます。調べてみると魅力的な官庁がたくさんあると思います。
また、海外留学制度がある官庁もあります。
来年度向けの説明会やセミナーなどもこれから実施するようですので、ぜひ参加してはいかがでしょうか?
詳しくは国家公務員試験採用情報NAVIで検索してみてください。
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