東京アカデミー青森校
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こんにちは。東京アカデミーの佐井です。
先日、令和4年度青森県教員採用試験2次試験が行われました。
青森県の論文試験のテーマは、「教師は高度専門職として高い知識や技能、指導力が求められる。この事についてどのように取り組むかあなたの培ってきたことを踏まえながら具体的に述べなさい。」というような内容のものでした。
青森県ではICT、GIGA、SNS関連のテーマではありませんでしたが、現在、文部科学省は、ICT教育化を積極的に推進しているため、来年の試験では、これらのテーマを踏まえて対策を取っていく必要があります。
今回は、全国の自治体でICT、GIGA、SNS関連で出題された論作文試験のテーマを一部紹介したいと思います。
●文部科学省の「GIGAスクール構想」を踏まえ、本県においては、1人1台端末を日常的に活用した教育活動を実施するための体制を整備した。そこで、小・中学校において、ノートパソコンやタブレット等の1人1台端末を日常的に活用することについて、あなたの考えを400字以上500字以内で書きなさい。(群馬県)
●神奈川県では、生徒や学校等の実践に応じ、教材・教具や学習ツールの一つとしてICTを積極的に活用し、必要な資質・能力を育成する主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善に取り組んでいます。このことを踏まえ、あなたの教科では、ICT活用の利点を生かした授業実践にどのように取り組みますか。ICTを活用する意義やねらいとともにあなたの考えを600字以上825字以下で具体的に述べなさい。(神奈川県)
●『「令和の日本型教育」の構築を目指して~全ての子供たちの可能性を引き出す、個別最適な学びと協働的な学びの実現~ 』ではあらたなICT環境や先端技術を効果的に活用することにより、以下のような事項に寄与することが可能となる。
(中略)
あなたは、ICT環境や先端技術をどのように活用し、これらに寄与することができるか。(三重県)
●中学部学習指導要領総則 (平成29年4月告示) では、 情報活用能力の育成を図るため、コンピューターや情報通信ネットワークなどの情報手段を適切に活用した学習活動の充実を図ることが示されています。あなたは、支援学校の教員としてどのようにICTを活用していきますか。 特別な支援を必要とする児童生徒にとっての情報教育の意義や、支援学校における情報教育の配慮点にふれながら、500字程度 (450字以上550字以内) で述べなさい。(大阪府)
今回は、2次試験の論作文試験の情報をお伝えいたしましたが、東京アカデミー青森校では、以下の日程・内容で、1次筆記試験の傾向と予想される出題分野をお伝えする「傾向分析会」を実施します。
2021年夏の青森県教員採用試験の出題と全国の最新出題傾向を踏まえ、2022年夏試験の勉強法・予想問題など解説します。
【日程】12月4日(土)13:00~14:30
【内容】
<第1部>予想内容の資料配布と詳細解説
<第2部>ラウンドテーブル(弊社講師および参加者による自由質疑・応答。オープン形式により、質問・相談などを参加者全員で共有)
詳細はこちらをタップ・クリックしてご覧ください。