東京アカデミー札幌校
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みなさんこんにちは😊
学習方法アドバイス、3回目になります。
※「STUDY GUIDE vol.2」冊子から抜粋した部分は、緑色の文字にしております。
アセスメント能力を養おう! 1)臨地実習で養う
臨地実習は、アセスメント能力を養う実践の場です。受け持ちの患者さんの状態をよく観察し、情報を集め、アセスメントする。そしてもう一度、教科書や参考書を見て患者さんの状態を理解してください。出会う事例は、すべて皆さんの宝物です。患者さんの呈する一つひとつのサインの意味を考え、丁寧に知識を確認しながら看護してみてください。それは必ず皆さんの看護師としての力となることでしょう。(後略)
実習は卒業単位のためだけではなく、状況設定問題の学習の場にもなっているということを意識しましょう。
国家試験での状況設定問題の配点は各2点です。必修・一般問題の配点は各1点ですから、状況設定問題がいかに重視されているのかが分かります。
患者さんは、ただでさえ不安がついて回る療養中に、実習生に体を預けてくださいます。患者さんに最大限の敬意を払い、実習での経験を活かして国家試験に合格することが、患者さんへの恩返しになります。
現場でたくさんのことを学ばせていただき、その復習・知識の定着までしっかりとやり遂げましょう。
アセスメント能力を養おう! 2)机上で養う-1
(前略)まず、国家試験の状況設定問題を見てみましょう。はじめに事例の症状・検査データから状態をアセスメントしてください。検査データについては基準値を知っておくことが最低限必要ですが、その検査が何を意味するのかということも理解しておいてください。検査データの基準値は「多くて覚えられない!」と思う人もいると思います。しかし、例年出題される検査は30項目ほどです。1日1基準値を覚えれば、1か月で網羅できます。(中略)
優先順位については、(中略)「問題集の解答を見てもどうしても納得がいかない」という場合もあるでしょう。そのようなときは、先生や同級生の意見を聞いてみて(中略)さまざまな意見を受け入れられるようにしてください。(後略)
状況設定問題を読み始めると、たくさんの情報がありすぎて混乱してしまうことも多々あります。
特に検査データの数字が並んでいてパニック!となってしまう方もいらっしゃると思います。
そのようなときは焦らず、頭の中で架空のキャラクターを作り、アニメやマンガのようにストーリー仕立てにしてみると、案外イメージしやすいかもしれません。
検査データの基準値は、国家試験に合格するためだけではなく、臨床現場に出てからもとっても大事な数値です。
これから先何十年も役に立つ知識ですので、先行投資だと思って、あきらめずに覚えましょう!
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担当/山田