東京アカデミー池袋校
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本日は特別区経験者採用の1次合格発表日です。1次を通過した方は、今月末から2次試験・面接に臨むことになります。あまり時間的な余裕はないので、対策がまだ進んでいないという方は、ぜひピッチを上げてくださいね。
今回は面接試験での1級職と2級職(以上)との違いについて考えてみましょう。
ご存じの通り、1級職は係員、2級職は主任(将来の係長候補)としての採用になりますので、求める人材像にはもともと違いがあります。
1級職で受ける場合には、係員として周囲と協調して仕事ができることのほかに、窓口での住民対応がしっかりできることをきちんとアピールできるように心がけましょう。(実際に、窓口でのやりとりを想定して、「クレーム対応」の経験の有無などがよく質問されます。)
一方、2級職の場合には、主任職(=係長のもとで係員をまとめる役割)としての適性、将来の係長候補としての適性が問われるわけですから、これまでの職場で部下や後輩をどのように指導してきたか、直属の上司とどのような関係を築いてきたかを中心に語ることになります。
2級職の面接で行われる「事例問題」でも、「自分が係長のもとで主任として若手職員を指導している」という状況が具体的に設定されます。通り一遍のあいまいな回答だとなかなか納得してもらえないことも多いようです。自分自身がこれまでの職場で似たような状況にあったときにどのように行動したか。そうした具体的な経験に基づいて話すようにするとよいでしょうね。