東京アカデミー東京校
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こんにちは。
教員採用試験の予備校=東京アカデミー東京校の教員採用担当です。
さて、10月から毎週水曜日に掲載しております教員採用試験の専門科目対策ですが、本日は《中高音楽(小学校専科も含む)》についてのご案内です。
音楽の採用は自治体によって、中学校/中高共通/高等学校に分かれています。
さらに東京都では小中共通、さいたま市では特別選考で小学校専科(※小学校免許状が必要)のように小学校での専科教員を募集している自治体もあります。
志望自治体からの選択だけでなく、働きたい校種から受験自治体を選択することもできますね。
専門性に係る試験内容として、筆記試験以外にほぼ全ての自治体で実技試験が課されるのも特徴です。
《実技試験》
実技試験では主にピアノ弾き歌い、初見演奏・歌唱、専攻の器楽演奏(もしくは声楽)などが課されます。ピアノ弾き歌いは、中学・高校の教科書に掲載されている曲が課されることが多いので、演奏・歌唱ともに確実にできるようにしておく必要がありますね。
さらに所見演奏・歌唱は、「初見」に慣れておく必要があります。
基礎的事項を正確に押さえた上で、感情豊かな演奏・歌唱を心掛けることが大切です。
《筆記試験》
出題内容は自治体によって異なりますが、「学習指導要領・指導法」「楽典」「音楽史」「日本の音楽と諸外国 の音楽」「歌唱」「器楽」「創作」「鑑賞」と広範に及びます。音楽を含めた実技系教科の場合には、《自身の専攻以外を如何に攻略するか》とマニアックな問題も見受けられますが、「音楽史」や「日本の音楽と諸外国の音楽」でケアレスミスをしないことが、他の人と差を分けるポイントです。
今年の東京都の試験でも以下のような問題が出題されてますね(問題は一部編集しております)。
こういった問題でのロスは最小限に止めたいですね。
【問題】沖縄の三線に関する記述として最も適切なものは、次のうちどれか?
1 ペルーのサンシェンが沖縄に伝わった
2 三味線と同じ形状の撥を用いて演奏する
3 絃の名称は男絃、女絃、子絃と付けられている
4 調弦方法には、本調子、二揚調、三下調などがある
正答 4
【問題】次の文章は、ある民族楽器に関するものである。この楽器の名称として適切なものは?
ラオスで見られる管楽器で、複数の竹を束ねた構造をしている。息を吸っても吐いても音が出るリードをもち、日本の笙と関連がある。
1 カヤグム
2 プク
3 コラ
4 ケーン
正答 4
試験対策としては、受験自治体の過去問題以外には上記内容の要点がまとまった東京アカデミーの問題集がオススメです!
◆ 対策講座
東京アカデミーでは、2020年2月8日(土)から池袋校にて通学での対策講座《自治体共通 中高(小中)音楽》を開講します。
この講座では、東京都を中心に全国での各分野必須内容と学習指導要領については面接試験に活用できるよう講義で取り扱い、効率よく学習していきます。
実施日時は2020年2月8日(土)~3月14日(土)、時間は16:00~18:00、18:10~20:10です。
詳細はコチラ→ 専門科目短期講習
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