東京アカデミー難波教室
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みなさん、こんにちは。公務員試験の予備校、東京アカデミーです。
先週のブログでは、東京アカデミーのホームページ活用法を掲載しましたが、これからは出題される科目ごとの傾向についてご説明させていただきます。今回は出題数が最も多い、「数的推理・資料解釈」です。
主な出題分野の内訳は以下の通りです。
【数的推理】
割合、速さ、確率、図形の計算、整数、計算パズル、規則性
出題分野を見てもわかるように,算数あるいは数学の文章題そのものといえます。その出題傾向をみてみると,それぞれの分野からまんべんなく出題されています。
対策としては,順列や組合せおよび図形に関する公式を徹底的に理解し,また速さや割合などの文章題に慣れておくことが必要です。公務員受験用の問題集などを利用して,数多くの問題にあたるのが最も手っ取り早い方法です。
【資料解釈】
数表、グラフ
資料解釈は,数表やグラフで与えられた資料を読み取る力を試される科目です。資料を自分勝手に解釈しようとせず,示された内容を正しく理解し正答を導き出していきます。迅速さと正確さを要求されるが,決して難しい問題ではありません。
また,五肢の中には与えられた資料からは判断できないものが含まれている場合も多く,惑わされやすいので注意が必要です。対策としては,資料集・白書等で様々な種類の数表やグラフに慣れ,読み取る力をつけておくことが必要です。
次に、実際の過去問題をご覧ください!
No.1 〈数的推理〉
A・B・C・Dの4 人が全員で1 回じゃんけんをするとき,Aが1 人だけ勝つ確率として正しいものはどれか。 (2018 年 裁判所職員一般職(高卒者))
1. 1/27
2. 4/81
3. 2/27
4. 1/9
5. 1/4
【解答】1
【解説】1人が出すじゃんけんのパターンはグー・チョキ・パーの3通り
4人が出すじゃんけんの全パターンを考えると、3⁴(3×3×3×3)で81通りとなります。
Aだけが勝つパターンは(グー・他3人がチョキ)・(チョキ・他3人がパー)・(パー・他3人がグー)の3パターンなので 3/81=1/27
よって正解は1となります。
じゃんけんの問題のパターン数の分母は、2人なら3の2乗、3人なら3の3乗、4人なら3の4乗となっていくので、覚えておくと応用問題が出てきても対応しやすいですよ!
次回は「判断推理」の出題傾向について取り上げます。それでは来週のブログもお楽しみに!
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