東京アカデミー函館教室
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札幌校の手島です。
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民法に続いて、公務員試験で出題される法律系科目のうち、
「なんとなくイメージがつかみにくいなぁ」という印象の
ある「行政法」について書いてみたいと思います。
端的に言ってしまえば「行政活動をするためのルール」が「行政法」
です。公務員になったときに役人としていろいろな仕事に従事する
わけですが、その一つひとつが法律に「根拠」をもっています(これを
法律の留保の原則」といいます)。そもそも公務員が仕事として
何らかの行動をするときには、法律の根拠がある場合じゃなきゃダメ
ですよということですね。
この「行政法」の勉強は意外と厄介です。理由としては①覚える内容が抽象的
な概念が多い(例 行政庁、行政行為 行政立法)②判例を覚えるだけの暗記
作業に流されがちという2点がよくいわれます。
ただ、「理論を把握できれば、それを応用することで、膨大な勉強内容を
カバーできる」というお得なメリットも「行政法」の特徴です。
これを活かせば、1を知るこで10を学ぶことも十分に可能となり、
勉強時間は少なくてもOKということになります。この点はお得ですよね。
こうした特徴を押さえて学習していくことは、公務員試験全般ですごく大切なことです。
ぜひ参考にしてみてくださいね。