【教員採用】2022年夏受験香川県教員採用試験　徹底攻略‼シリーズ　一般教養編②

こんにちは、教員採用試験対策の予備校、東京アカデミー高松校の教員採用試験対策担当の石井です。

前回は香川県総合教養試験の人文科学にスポットを当てて説明していきましたが、今回は社会科学についてまとめてみたいと思います。

【香川県　社会科学出題内容について】

過去5年間(2017～2021年度)を振り返ると、最も多く出題されているのは経済です。出題テーマは、

• 2017年：資本主義経済のしくみ(恩給・年金・社会保険、貨幣の流れ、家計、政府、企業)
• 2018年：国民の所得(GDP、計算：付加価値＝生産高－中間生産物)、少子化・高齢者・障害者(各国65歳以上人口比)
• 2019年：独占・企業形態(企業の社会的責任、法令遵守、損害賠償)、少子化・高齢化・障害者(社会保障制度、社会保険、公的扶助、社会福祉、公衆衛生、国民年金制度)
• 2020年：少子化・高齢者・障害者(理学療法士及び作業療法士法)、 その他(知的財産権、特許権，実用新案権，意匠権，商標権、産業財産権)
• 2021年：労働法(雇用者数、雇用形態別割合、正規雇用、非正規雇用)、就業者及び管理的職業従事者に占める女性の割合(国際比較)

※(　　)内は試験問題に記述されているキーワード

となっており、複雑な問題はなく、レベルは高くないものの、社会保障制度についてはもちろん、他にも幅広い知識が大事であると言えます。

他の歴史や地理に関する問題は、年代にも出題される国にも特徴と呼べるものがなく、社会科学は受験生泣かせの分野です。前回もお伝えしましたが、基本的には人文科学を得点源として、そのうえで社会科学の対策に深入りしすぎないよう、広く浅く対応することが望ましいです。