東京アカデミー町田教室
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こんにちは、教員採用試験対策の予備校、東京アカデミー町田校の教員採用試験対策の担当です。
引き続き教職教養試験の勉強法をお伝えいたします。
前々回までのブログで出題傾向を大きく4点ご紹介いたしました。
1点目はこちら
2点目はこちら
3点目はこちら
今日は
④学校現場の実情に即した出題
についてです。
試験日前一年間に公示された文書や施行された法令も大事ですが、
人権教育の指導方法等の在り方について(2008年3月)、共生社会の形成に向けたインクルーシブ教育システム構築のための特別支援教育の推進(2012年7月)、いじめ防止対策推進法(2013年6月⇒2021年3月最終改訂)など、5年以上前に公示された文書も教員採用試験受験の上では大事なものがございます。
その中でも、
「生徒指導提要」(2010年3月発出)は、教員採用試験で最頻出の文書です。
2020年9月7日のブログでもお伝えさせていただきましたが、
2021年教員採用試験でも、首都圏では神奈川県、埼玉県(ともに政令市含む)、首都圏以外では青森県、奈良県、岡山県、広島県・広島市、福岡県・福岡市・北九州市、大分県、沖縄県、など多くの自治体で出題されました。
しかも!
9月3日のブログ等でもお伝えさせていただきました通り、
生徒指導提要は、2022年3月末までに改訂版が公表される予定です。
学校現場における教育理論は時代の変化に即して変わっていきますので、
その変化に即した改訂であるとご理解ください。
例えば2010年3月の公表時と比べますと、
・GIGAスクールやICTの利活用といった概念が世の中で主流になっております。
・「いじめ」「暴力」の定義・内容も異なってきております。
教育現場に限った話ではありませんが、常に変化に対応していかないといけません。
改訂版は2022年3月に公表される予定ですが、
本資料は生徒指導に関する学校・教職員向けの基本書としてまとめられたもので、中長期的に重宝されれたものですので、一度ざっと目次も合わせて253ページありますが(改定前のものを)お目通しされることをおススメいたします。
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