東京アカデミー松山校
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みなさんこんにちは!看護師国試担当の多田です😊
東京アカデミーは例年、看護師国家試験を受験された方を対象に、自己採点会を実施しています。(第110回試験は、全受験者の63.3%にあたる41,911名が参加)
今回はそのデータをもとに、第110回看護師国家試験において最も正答率の高かった問題をご紹介していきます。
午後問題 No.8
男子の第二次性徴による変化はどれか。
1 .精通
2 .骨盤の拡大
3 .皮下脂肪の増加
4 .第1 大臼歯の萌出
正解(1)
この問題は必修問題で、正答率は99.5%でした。
この他にも正答率が99.4%という問題が4問あり、正答率99.0%以上の問題は全部で16問(必修問題12問・一般問題4問)もありました。
このような問題は『落ち着いて問題文を読む』ことができれば解けるはずです。自信をもって国試本番を迎えられるように、コツコツと過去問を解いていきましょう!
看護師国家試験は過去問題の類似問題がたくさん出題されており、正答率が高い過去問を繰り返し解くことが合格への近道です。
過去のブログでも取り上げた、医道審議会保健師助産師看護師分科会の「保健師助産師看護師国家試験制度改善検討部会 報告書①」からも、過去問の重要性が読み取れます。
(「保健師助産師看護師国家試験制度改善検討部会 報告書」とは、看護師国家試験などの今後の検討内容等が書かれた報告書です。)
以下がその報告書の抜粋です。
5)既出問題について
既出問題の活用は、難易度の安定化の観点からも有用であり、引き続き活用する。
看護師国家試験における必修問題は、看護師にとって特に重要な基本的事項を問うものであることから、限られた範囲の中で繰り返し問うことが妥当であると考えられる。そのため、重要な基本的事項を繰り返し出題するなど、必修問題においてはより積極的に既出問題を活用していく。
また、保健師助産師看護師国家試験の一般問題及び状況設定問題において既出問題を活用する際には、活用する既出問題の正解率等をよく吟味した上で選択し、表現や選択肢を変更する際には、難易度への影響に留意し検討することが必要である。
看護師国家試験はおおよそ9割の方が合格する試験ですから、難問や奇問をたくさん出題して落とす試験ではありません。
そのことからも再活用される問題は、正解率がある程度高い問題だと考えられます。
そのため過去問を解くならば、再活用されそうな、正解率が高い問題を中心に解くことが効率的と言えるのです💡