東京アカデミー京都校
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みなさん、こんにちは。
東京アカデミー京都校教員採用試験担当です🤩
今年の京都府教員採用試験では、わいせつ行為など教員の不祥事についての質問が多くの受験生に投げかけられたようです。
この質問の背景には、2021年5月に成立した「わいせつ教員対策法」があります。
教員による児童や生徒へのわいせつ行為が後を絶たない中、わいせつ行為やセクハラ行為で懲戒処分などを受けた教員は増加傾向で、2019年度は273人と前の年度に次いで過去2番目の多さとなりました。
文部科学省は対策を強化する必要があるとして、教員が懲戒免職になった場合、その理由も官報に記載することを2021年4月から義務づけました。
これまでの教員免許法では、教員が懲戒免職になって教員免許を失効すると、官報に氏名や失効日が記載されますが、処分の理由は記載されないため、欠格期間の3年を経過すれば再び免許が取得できましたが、成立した法律では教員が懲戒免職になった場合、その理由も官報に記載することを義務づけ、各都道府県の教育委員会が再び免許を交付するかどうかを判断できるようなります。
また、わいせつ行為で免許を失効した人の氏名や理由などの情報を共有するデータベースを国が整備し、教育委員会が教員を採用する際に活用するとしています。
教員の不祥事はあってはならないことで、起こさないためにはどのようにすればいいか考えておきましょう✨
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