東京アカデミー町田教室
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みなさんこんにちは。
東京アカデミー町田校の片貝です。
さて、本日は一般入試に向けた「併願」についてのお話、その②です。ご参考ください。
■レベルにおける併願
併願校を決める場合、自分の実力と志望校の難易度という「レベル」を考えることが重要です。
一般的には第一志望校を目標校(本命のレベルの高い学校)におき、併願校の一つを最適校(自分の実力と同等のレベルの学校)、もう一つを安心・安全校(いわゆるすべり止めになるような、自分の実力よりもレベルの低い学校)として決めるのが通常です。
◎偏差値の考え方< 1 >
東京アカデミーの全国最大規模の看護医療模試を受験されていることがあると思いますが、この模試での「自分自身の偏差値」と「各看護医療系学校のボーダーライン偏差値」を比較検討する
ことが受験校選びの最大のポイントとなります。
例えば、次のような 2 つの看護学校 A と B があると仮定してみましょう。
看護学校A:ボーダーライン偏差値5 3
入試科目−英語、数学Ⅰ・A、現代文
看護学校B:ボーダーライン偏差値5 6
入試科目−英語、数学Ⅰ・A、現代文、生物
ボーダーライン偏差値だけ見れば、看護学校 Bの方が難しいわけですが、あなたの模試での偏差値が英語:5 4 数学Ⅰ・A:5 0 現代文:5 0 生物:7 0であるとしたらどうでしょう?
この場合、看護学校 A に対応するあなたの偏差値は(5 4 + 5 0 + 5 0)÷ 3 = 5 1 . 3で、ボーダーラインを下回り、看護学校 B に対応する偏差値は(5 4 + 5 0 + 5 0 + 7 0)÷ 4 = 5 6 . 0でボーダーライン上に位置することになります。
つまり、看護学校 B を受験した方が、合格する可能性は高くなるのです。
このように、実際の入試科目に準ずる形で計算した平均偏差値を「評価偏差値」といい、模試での合格可能性もこの評価偏差値とボーダーライン偏差値の比較で判定されています。
本日はここまでです。
次回は「レベルにおける併願の続き」についてお話いたします。
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合格に向けていっしょに頑張っていきましょう!