東京アカデミー京都校
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みなさん、こんにちは。公務員試験の予備校、東京アカデミーです。
先週のブログでは、「判断推理(課題処理)」の出題傾向を掲載しましたが、今回は一般知能の中でも、苦手な方が多い「空間把握」について取り上げます。
空間把握は,いわば判断推理の図形問題といえるもので,図形を回転させたり組み立てたり広げたりと,頭の柔軟さが必要となります。「平面図形」ではジグソーパズル,折り紙,「立体図形」では立体構成,正多面体の展開図や立体の切断に関する問題が頻出です。判断推理と同様,解法パターンを把握し,同類の問題に数多く取り組むことによって速やかに正解を導けるよう訓練しておくことが大切になります。
主な出題分野の内訳は以下の通りです。
【数的推理(課題処理)】
平面図形、折り紙、軌跡、立体構成、展開図、投影、回転体・移動 など
展開図が図Ⅰのような2つのサイコロがある。これを組み立てて,同じ数字が接するように図Ⅱのように合わせたとき,矢印の面に現れた2つの数字の組合せとして,あり得ないのはどれか。
1 1 と2
2 1 と6
3 2 と3
4 3 と4
5 4 と5
正答 3
平行な面の組合せは
㋐ ( 1 と3 )( 2 と4 )( 5 と6 )
㋑ ( 1 と4 )( 2 と5 )( 3 と6 )
矢印の面はそれぞれ重なりあう面に平行なので
重なりあう面が1のとき,矢印の組は( 3,4)
〃 2 〃 〃 ( 4,5 )
〃 3 〃 〃 ( 1,6 )
〃 4 〃 〃 ( 2,1 )
〃 5 〃 〃 ( 6,2 )
〃 6 〃 〃 ( 5,3 )
よって,あり得ないのは3となります。
次回は公務員試験で狙われる「時事対策」について取り上げます。それでは来週のブログもお楽しみに!
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