東京アカデミー札幌校
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こんにちは。東京アカデミー札幌校担当高橋です。
本試験あれこれも本日で最終回。今回のお題は【過去問題の取り組み方】についてです。
本ブログではこれまでも、過去問題をベースとして「科目別傾向と対策」、「高正答率問題」など掲載してきましたが、今回は「問題の取り組み方」について書いてみようと思います。「過去問を3回繰り返せば大丈夫。」という人がいる一方、「過去問を何回やっても点数に繋がらない。」という人の話を聞いたことはありませか。点数に繋がらない方の多くは「問題を覚えているだけ」にとどまっている場合が多いようです。
そうならないためにも点数に繋がる「取り組み方」をいくつかご紹介します。
①問題を解いた際の記録…〇△✕の表記
問題を解いた際に〇(わかる・自信あり)、△(どうかな?・自信はない)、✕(わからない)を記入してみましょう。ポイントは終了後に単なる〇付けで終わらないことです。実際にはこのようなイメージです。
〇を付けた問題
…正解(okです)…不正解(覚え違いです。確認しましょう)
△を付けた問題
…正解、不正解に関わらず、本番で出題された場合にはどちらに転ぶかわかりません。うろ覚えではなく、ここで正確な知識を身に付けておきましょう。
✕をつけた問題
…これを〇に変えるためには一苦労です。残りの期間を考えると後回しにすべき問題かもしれません。少なくとも今後の学習の優先項目にはなりません。
※(合格基準が6割であることを踏まえ)、全体で〇と△を合わせて6割位であれば、✕の数に気落ちするより、△を〇に変えていく取り組みを優先し、合格ライン突破を早めに実感することがオススメです。
②設問文の正文化…正解以外の選択肢にも注目!
正解を確認することはもちろんですが、不正解の選択肢のチェックを。選択肢のどこに誤りがあるのかを確認することにより、知識量のアップだけに留まらず、膨大な分野の復習にも役に立ちます。
③時間配分…解答時間も記録してみましょう。
本試験は時間との戦いとなります。「時間が足りない」と多くの受験生の声もあります。単純計算では1問に使える時間は90秒程度です。問題毎にどのくらいの時間を要しているのかを確認し、正確かつ早い読み取りを目指しましょう。
以上、いくつか例として挙げてみました。やり方は様々ですが「問題文のまる覚え」にならないよう、工夫して取り組んで下さい。
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