東京アカデミー京都校
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こんにちは。東京アカデミー京都校公務員担当です。
本日は、一部の市役所の「適性検査」で実施されている「性格特性検査」の留意点についてアドバイスします!
そもそも、市役所等が行っている「適性検査」には、「性格特性検査」と「職場適応性検査」があります。
■性格特性検査
職場適応性検査と同様に、1次の筆記試験で実施されることが多く、2次試験以降の
面接試験(例えば、面接での質問例)に影響を与えるため、重要な検査です。
検査は、日本人事試験研究センターが作成されているものですが、
「公務員に求められる6つの資質について、受験者の性格特性を把握できる検査」とされ、制限時間20 分で150題を回答することで、
受験者の資質を評価しつつ、ストレス耐性も併せて、チェックする内容となっています。
ちなみに6つの資質は、下記の通りです。
①指導性
②情緒安定性
③慎重性
④積極性
⑤意志力
⑥規範性
この検査で一番の留意点は、「全て完璧な評価を求めすぎない」ということです。
例えば、上記の
③慎重性 と ④積極性 は相反する資質です。
しかし、よりよく評価して欲しいと想うのが、受験生の気持ち
だと思いますが、例えば以下の質問例に対して、
(慎重性:例)
→想定外のことも考え、しっかり物事を考えて行動できる
(積極性:例)
→主体的で、よいアイデアをすぐに取り入れることができる
等、全て、高い評価を得ようと回答しまうと、矛盾が生じます。
そのため面接では、
「自分をよくみせようとしている可能性がある」
「この項目について、掘り下げて質問してみよう」
ということになりかねませんので、注意しましょう!!