東京アカデミー名古屋校
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こんにちは、東京アカデミー名古屋校 看護科です。
「小児看護学に苦手意識がある」という声を度々耳にします👂
名古屋校に通学されている受講生の方も、「覚えることがありすぎる!頭に入らない!」と悲鳴を上げています。
小児看護学=全て暗記、だと思っていませんか?
確かに覚えることもたくさんありますが、国家試験に出されやすい部分を優先的に覚えていくことで効率の良い学習ができますよ✨
本ブログで、少しでも学習のサポートができれば嬉しいです💗
20歳の発育を100としたとき、成長・発達する過程を①一般形②神経型③生殖器型④リンパ系型 の4種類に分類してグラフ化したものです。
「成長・発達のスピードは体内の組織や器官により異なる」ということが、視覚的に分かるグラフです。
最近の国家試験では、第110回午後26問で出題されています。4種類それぞれの特徴を、グラフと結び付けて覚えましょう!
人間の一生を8つの段階に分けて、段階ごとに「心理的課題と危機・課題達成により獲得できるもの」をそれぞれ示したものです。
8つの段階は、①乳児期②幼児前期③幼児後期④学童期⑤青年期⑥成人期⑦壮年期➇老年期 と分類されています。
乳児期→基本的信頼感 対 不信感 【希望を獲得】 幼児前期→自律性 対 恥・疑惑 【意思力を獲得】 |
のように、ポジティブな面とネガティブな面を”対”や”VS”などで表現されます。
小児期の分類は①乳児期~⑤青年期ですが、⑥成人期~⑧老年期も併せて覚えてしまいましょう!
エリクソンの発達課題は、ここ15年間分の国家試験で「第95回午前118問・第98回午後69問・第99回午後64問・第103回午後24問・第103回追試午前56問・第107回午前47問・第108回午後8問・第109回午後6問」など、何度も出題されています。
小児に関する理論家の中で、最も狙われやすい理論家です!必ず覚えましょう👀✨
認知力の成長や発達を4つの段階で表したものです。ピアジェは、「子どもによって個人差はあるものの、普遍的である」と唱えています。
感覚運動期 (0~2歳) |
五感の刺激に対し、感覚・運動レベルで反応する。 周囲の働きかけにより、「他者と自分を区別」「ものの形や役割」「物事を予測する」ことを覚える。 |
前操作期 (2~7歳) |
言語機能や運動機能とともに著しく発達し、イメージを使って区別し認識する。 目の前のことに左右され、共感力がまだ未発達。自己中心的で空想的な思考や行動をする。 |
具体的操作期 (7~11歳) |
理論的に考えられるようになり、相手の気持ちを考慮し発言や行動をする。ただし、具体的な場面しか応用ができない。 数的概念も理解が出来るようになる。 |
形式的操作期 11歳以降 |
論理的な推論や抽象的な思考が出来るようになる。 説明や映像から具体的にイメージさせるなど、物事を広い視野で捉えることが可能。 |
最近の国家試験では、第107回午後52問で出題されています。
覚える時のポイントは、「各発達段階が何歳に当たるか」をきちんとリンクさせることです。段階の流れと併せて、しっかりと覚えましょう!
「エリクソンの発達課題と混合しやすい💦」という声がたくさん聞こえてきそうですね…
ハヴィガーストは、「人間は一生涯学習を続けるもの=発達課題の概念」を唱えた人です。
エリクソンの発達課題では8つの段階に分けていますが、ハヴィガーストは6つの時期に分けています。
乳幼児期 | 歩行の学習/固形食物摂取の学習/話すことの学習など |
児童期 | ふつうのゲーム(ボール遊びや水泳など)に必要な身体的技能の学習/成長する生活体としての自己に対する健全な態度の養成(自分の身体の健康・清潔・安全に注意する習慣の養成)など |
青年期 | 同年齢の男女との洗練された新しい関係の発達/自己の身体構造の理解と性的役割の理解の発達など |
壮年初期 | 配偶者の選択/結婚相手との生活の学習/家庭生活の出発(第1子をもうけること)など |
中年期 | 大人としての市民的・社会的責任の発達/一定の経済的生活水準の確立と維持/10歳代の子どもたちが、信頼できる幸福な大人になれるように援助することなど |
老年期 | 身体と健康の衰退への適応/引退と減少した収入への適応/配偶者の死に対する適応など |
それぞれの時期によって、発達課題が6~9つほどあります。本ブログでは、代表して2・3つ取り上げました。
最近の国家試験では、第110回午前8問で「ハヴィガーストが提唱する老年期の発達課題は次のうちどれか」という問題が出題されました。
覚える時のポイントとして、「各時期のライフイベントと結び付けてイメージさせること」が挙げられます!
・乳幼児期は、身体的に大きく成長することが1番の課題
・児童期は、社会生活への適応が1番の課題
のように、「この時期は総体的に何を課題としているのか」を知っておくといいですね。
フロイトは、人の成長・発達を性的視点から捉えています。
「年齢に従って、身体の各器官を通じて放出されるものである」と唱えていることが特徴です。
最近の国家試験ではありませんが、過去には第100回午後77問に出題されています。
また第102回午後52問では、フロイトが唱えた”エディプスコンプレックス”が選択肢に含まれています。
エディプスコンプレックスって何?と思った方は、必ずオープンセサミを見直しましょう!
9月3日(日)には看護師国家試験対策講座 通年講座週1コース9月生が開講します。
こちらでは週に1回名古屋校までお越しいただき、授業を受けていただく対面形式の講義となっております。
9月から本気を出したい方にはオススメの講座です。
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