東京アカデミー金沢校
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こんにちは。東京アカデミー金沢校の加藤です。
机に映る緑も、そろそろ秋の色に染まります。本当に時間の流れは早いものですね。
さて、本題です。
前々回10/21のブログでは、模試の成績表の確認方法・成績表で確認する部分・偏差値についてお伝えしました。
今回は、設問別成績についてお伝えします。
東京アカデミーの模試では、設問ごとに受験者全体の正答率を記載しています。
そして、受験者全体の正答率と比較して、正答率の高い問題で間違ってしまった場合に、注意マークで警告しています。
全国の多くの受験生が正解した問題を間違えた場合には、下記のように注意を促す★印が表示されます。
★:受験者全体の正答率が70%以上の問題を、(あなたは)間違えている
☆:受験者全体の正答率が60%以上の問題を、(あなたは)間違えている
模試の成績を確認後、星印がついている問題こそ最優先で復習していただきたいと思います。
看護師国家試験は正答率が70%以上の問題をしっかり得点できれば、合格ラインに乗ることができる試験です。
つまり、「正答率70%以上の問題を間違える」ということは、基礎・基本が理解できていないと言えます。
逆に、正答率が非常に低い問題(正答率20~30%前後)を間違えたとしても、そこまでダメージと捉えなくても結構だということです。
今の時点で星印の問題があったら、ギリギリセーフ!
自分の弱点を本試験前に発見できてよかった💦と前向きに考え、その問題にかかわる分野はしっかりと学習し直してください。
それでは、第109回(前々回)、第110回(前回)の看護師国家試験を振りかえってみましょう。
【第109回看護師国家試験】
正答率が70%以上の問題の数と配点は、
必修問題 47問(47点)・一般問題 71問(71点)・状況設定問題 43点(86点)でした。
※第109回看護師国家試験合格基準
➡必修問題:40点以上/50点 一般+状況:155点以上/250点
【第110回看護師国家試験】
正答率が70%以上の問題の数と配点は、
必修問題 49問(49点)・一般問題 76問(76点)・状況設定問題 43点(86点)でした。
※第110回看護師国家試験合格基準
➡必修問題:40点以上/50点 一般+状況:159点以上/250点
正答率が70%以上の問題の点数を合計すると、第109回も第110回もそれぞれの合格基準のボーダーにバッチリ乗ることができます。
まずは模試の成績表で★☆印の数を数え、ここがきちんと得点できていれば、どの程度まで点数の底上げができたのか…を考えてみましょう。
そして、次回の模試では★☆印の数を減らすことを意識していきましょう。