東京アカデミー函館教室
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みなさんこんにちは😊
先日、とある学校様より『保健師・助産師国試について、厚生労働省から各学校長宛ての通知が来ている』との情報をご提供いただきました。
その通知を拝見すると、
という記載がありました。
形式 | 出題数 | 時間 | |
午前 | 客観的一般問題 | 40 | 75分 |
客観的状況設定問題 | 15 | ||
午後 | 客観的一般問題 | 35 | 80分 |
客観的状況設定問題 | 20 |
形式 | 出題数 | 時間 | |
午前 | 客観的一般問題 | 40 | 80分 |
客観的状況設定問題 | 15 | ||
午後 | 客観的一般問題 | 35 | 80分 |
客観的状況設定問題 | 20 |
ここで注目したいのは、『これよりも前に告知があったのか?』ということです👆
実は、2021年3月31日に厚生労働省の医道審議会から公表された「保健師助産師看護師国家試験制度改善検討部会報告書(令和3年3月31日)」に、このようなことが記載されておりました。
つまり今回各学校長宛てに出された通知は、今年の3月に開かれた検討部会での方針が実行に移されたと言えます。
他にも「保健師助産師看護師国家試験制度改善検討部会報告書(令和3年3月31日)」に記載があることは、どんどん実行されるものとして考えなくてはいけません😲たとえば下記のようなことが書かれていました。
👑看護師国家試験においては、根拠に基づいたアセスメントや計画立案に基づく看護実践における思考や判断プロセスを問う問題が出題されている。(中略)引き続き、保健師助産師看護師国家試験においてこの方針で出題することが望ましい。
👑長い状況文を付した単問の状況設定問題が導入されているが、正解率及び識別指数が低い傾向にある。(中略)出題の徹底及び出題の意図の明確化を行い、思考プロセスを問う出題となるよう改善が必要である。
👑既出問題の活用は、難易度の安定化の観点からも有用であり、引き続き活用する。看護師国家試験における(中略)必修問題においてはより積極的に既出問題を活用していく。
簡単に言うと、『アセスメント能力・看護実践能力が試される!実習での学びが国試に繋がる!』『長い問題文で状況が設定された問題が引き続き出題される!解く時間が足りないかも!』『過去に出題された問題と似た問題がいっぱい出る!過去問での学習が有効!』ということです。
「保健師助産師看護師国家試験制度改善検討部会報告書(令和3年3月31日)」から、本番で出る問題のヒントをもらえた!と考え、これからも学習に励んでいきましょうね💪