東京アカデミー大阪校
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こんにちは、東京アカデミー大阪校でございます。
第35回国家試験の弊社自己採点会にて正答率が高かった問題をご紹介する「高正答率過去問アタック!」
アミノ酸とたんぱく質に関する記述である。最も適当なのはどれか。1 つ選べ。
⑴ ロイシンは、芳香族アミノ酸である。
⑵ γ - アミノ酪酸( GABA )は、神経伝達物質として働く。
⑶ αヘリックスは、たんぱく質の一次構造である。
⑷ たんぱく質の二次構造は、ジスルフィド結合により形成される。
⑸ たんぱく質の四次構造は、1 本のポリペプチド鎖により形成される。
正答)2
●ポイント●
たんぱく質の構造の4つのレベルについては確認しておきましょう。
一次構造:ペプチド結合によるアミノ酸配列
二次構造:水素結合により形成(αヘリックス、βシート)
三次構造:水素結合、イオン結合、非共有結合、ジスルフィド結合(S-S結合)により形成
四次構造;複数のサブユニット(三次構造を形成したポリペプチド鎖)で形成
自己免疫疾患とその特徴的な症候の組合せである。最も適当なのはどれか。1 つ選べ。
⑴ 強皮症 ───────────── 食道蠕動の亢進
⑵ シェーグレン症候群───── 涙液分泌の増加
⑶ バセドウ病────────── 徐脈
⑷ 橋本病 ───────────── 皮膚の湿潤
⑸ 全身性エリテマトーデス── 蝶形紅斑
正答)5
●ポイント●
自己免疫疾患は5 年連続しての出題です。問われる内容は決まっているので、過去問で出題傾向を把握しておきましょう。
※上記、第35回正答率は、弊社実施の「第35回管理栄養士国家試験本試験採点会」参加者3,487名の集計データによるものです。実際の国家試験の正答率ではございません。