東京アカデミー広島校
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こんにちは、教員採用試験対策の予備校、東京アカデミー広島校です。
10月29日に『令和4年度広島県・広島市公立学校教員採用候補者選考試験』の結果について広島県教育委員会ホームページで公表されました。
詳細は【令和4年度広島県・広島市公立学校教員採用候補者選考試験の結果について】をご確認ください。
校種ごとの試験結果は上記に記載されています(※教科別は登載者数のみ)。
昨年の「選考試験の結果について」ブログでは、令和3年度広島県・広島市選考試験が1次試験,2次試験でなく、1回きりの試験でしたので、選考試験別に見て、期間限定で実施される特別選考試験〔夢・チャレンジ!!〕が全選考試験の中で、一番高い倍率5.8倍だったことをお話ししていました。
今夏実施されました試験は、1次試験免除者もおらず、第1次試験、第2次試験と実施されましたので、第1次試験での倍率、第2次試験での倍率をみていきたいと思います。
第1次試験の倍率(第1次試験受験者数÷第1次試験合格者数)ですが、校種毎では、小学校1.1倍、中学校1.9倍、高等学校3.1倍、特別支援学校1.3倍、養護教諭4.5倍、栄養教諭4.9倍となっており、高等学校、養護教諭、栄養教諭が高かったことが分かります。また、中学校・高等学校を教科別でみると、5倍を超えていたのが、高校数学と高校保健体育、次いで4倍を超えていたのが中学校保健体育でした。保健体育志望者の方は、中学、高校どちらにせよ難関と言えますね。あと、中学校で高倍率だったのは、音楽で3.4倍でした。高等学校で3倍超えは日本史、政経、物理、書道、英語でした。
第2次試験の倍率(第2次試験受験者数÷第2次試験合格者数)は、一部校種(教科)に現職教員等特別選考枠が含まれますが、校種毎では、小学校1.3倍、中学校1.4倍、高等学校2.0倍、特別支援学校1.6倍、養護教諭1.4倍、栄養教諭2.0倍という結果でした。教科ごとでは、2次試験辞退者が不明なため、1次合格者でみると、高校の地歴公民が3.0倍前後となりました。
1次試験合格者数(=2次試験受験者数)は、採用予定者数が多ければ、その数の1.5倍程度、採用予定者数が少なければ、その数の3倍程度と決められていると考えると、2022年夏試験は、1次試験免除者がいらっしゃるため、採用予定者数が増えない限り、1次試験合格はさらに厳しくなることが想定されます。
11月2日のブログ「採用試験結果から見えること」でもお伝えしましたが、
志望する校種、教科の倍率を見て頂いて、合格しやすくなったといえども倍率が2.0倍以上であれば、合格者数よりも不合格者数の方が多いと認識していただいて、計画的に学習していただくことをおすすめいたします。
まずは、ご自身の弱点(理解できていない分野)を確認しましょう!
東京アカデミー広島校では、2022年夏試験に向けて対策を行っていきます!
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