東京アカデミー東京校
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こんにちは。東京校公務員担当チューターです。今回は判断推理についてです。よろしくお願い致します。
前回の数的推理でも書かせていただきましたが、私はあまり判断推理が得意ではありませんでした。その原因としては前提条件によって解き方が変わるため解法暗記があまり通用しないことと、同時に複数の情報を扱って解くことが苦手であったからだと思います。そのような私でも判断推理を6割ほどは取ることが出来たので、判断推理の勉強や試験の際に注意していただきたいことを書きたいと思います。
大きく分けて順序関係は、数量差・不等号・順位変動の3つに分けられます。一つひとつの解法は確立されていますが上記の通り何が条件として与えられているかを考えなければなりません。その中でも順序関係は比較的簡単な方なので。3つの解法を覚えて条件の変化にも対応できるようにしましょう。
対応関係は大きく分けると対応表とグループ分けの2つに分けられます。対応表は条件を先に入れてから埋めていきますが、場合分けが発生することがあります。その際に「同条件で入れ替え可」のところを⇔で書いておくことで場合分けを減らすことが出来ます。頻出の分野であり、対応表とグループ分けがどちらも出題されたケースもありました。
解法暗記が通用しやすい分野です。基本のベン図とキャロル表をマスターしておくことで多くの問題に対応できました。ベン図では共通部分に含まれるか含まれないかを意識して解きましょう。
同様に解法暗記しやすい分野です。ベン図を使う説明もありますが、基本的に矢印で解く問題がほとんどなので、ベン図使用にまで発展する問題は解かない選択肢もありだと思います。矢印は対偶を意識することと、「a→b⋀c」・「a⋁b→c」が成り立つことを意識して解きましょう。
個人的に最も苦手な分野でした。理由は位置という問題の性質上、問題のパターンが無数にあり、毎回初見の問題を解いている感覚だったからです。直線・平面マンション・円卓・空間マンション・等距離方角円の基本問題を押さえ、出たら確実に取れるようにして非典型問題は自分の解答スピードや残り時間と相談しながら解くかどうかを決めた方が良いと思います。
試合は試合数の計算方法を暗記した上で、トーナメントとリーグ戦に分けられます。トーナメントは条件に合うようにトーナメント表に記入していくので場合分けに気をつけていけば比較的解きやすいと思います。リーグ戦は引き分けがあるか無いかで難易度が変わります。勝ち負け分けを表の横にメモしてそれをヒントにして解きましょう。条件から「この人は○勝まで・○敗まで・○分けまで」を見分けることが重要です。
典型問題も多く得点源にしたい分野です。「正直者・嘘つき」・「証言表」・「半分半分」といった典型ながら試験で出題されやすい問題が多いです。特に特別に対策したことは無く問題演習を行っていました。
どちらも出題の頻度は低いですが特別区では暗号が毎年出題されています。五十音や記数法での解き方が出来るようにしておきましょう。暗号はひらめきが必要とされる場合もあり、ムリだと思ったら次の問題に行きましょう。手順は私自身は本試験で見ることはありませんでしたが、出題された場合知っているかどうかで差が生まれる分野なので「てんびん」・「ハノイの塔」・「往復」・「読心術」の典型問題は解けるようにしておきましょう。
判断推理は解法暗記通用しない問題も多く、解くのに時間がかかりやすいです。そのため、条件を見逃さず時間をロスしないように落ち着いて解いていくことが求められます。
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