東京アカデミー東京校
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こんにちは。東京校公務員チューターです。今回は空間把握・資料解釈のことについてお話ししていきたいと思います。空間把握は数的とは違った図形問題が出題されます。比較的典型パターンが多く、閃いてしまえば解答までつまずくことはあまりない科目だと思います。資料解釈は時間を掛ければ必ず正解に辿り着ける科目ですが、制限時間との兼合いを付けていくことが求められる科目です。
空間把握の平面図形は面積を求めるのではなく、より図形事態の性質に着目した問題が出題されます。大きく分けると等積図・隠し絵・ジグソーパズルになりますが、多く出題されるのはジグソーパズルです。市松模様問題やタイル問題など典型的な問題が出題されることも少なくないですし、応用問題もこれらをひねった問題が多いので典型問題は必ずマスターしましょう。
得点源にしたい分野です。基本的には折られた形から逆算していくだけなので難しい問題も3分あれば解けます。簡単なところほど焦らないことが重要です。
苦手意思を持つ方も多いですが、ここを落とすのはもったいないと思います。多角形・円・点の3つの軌跡がありますが、多角形・円はマスターしておきましょう。多角形は点Pからの各頂点までの長さ、円は半径の比・サイクロイド曲線を理解しておくことで多くの問題に対応できました。
数的と同様に正多面体の頂点・辺・面の数は最低限知っておかなければなりません。正確に言うと、知っていれば非常に早く問題を解くことが出来ますし閃きを生む材料にもなります。私は面と点の数を覚えていたおかげで、本試験の頂点切断問題を一瞬で解くことが出来ました。ブロック積み上げ問題は、問題から見える範囲のブロックを活かして、層毎に図を書いて解いていました。
展開図は隣り合う辺を線でつないでいき、向きを揃えることが重要です。展開図はこれ以外の解き方はほとんどありません。切断は多面体ごとの切り方を全て暗記出来れば一番良いですが、何十パターンも覚えることは厳しいので「切断の辺は並行になる」ことを意識して解くことを心がけましょう。
資料解釈について特別にやったことはありませんでした。ですが、
➀解答の計算は3番から行うこと
②「資料解釈を行う時間」を設けて終わらなかったら諦める
の2つは必ず行っていました。➀は資料解釈の正答率で3.4.5が高いことから無駄をなくすために行っていました。②は時間を掛ければ解けるからと思って引きずることを防ぐためでした。基本は15分で3問目安、終わらなかったら3.4.5のどれかに丸を付けて次の問題に進んでいました。
公務員試験教養は時間との勝負です。時間をうまく短縮し、時には問題を取捨選択することを視野に入れながら取れる問題を取っていくことが必要です。
実際に受験された方の生の声は必ず皆様の受験に役立つはずです。
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