東京アカデミー岡山校
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みなさんこんにちは。
今月、岡山県でレインボーパレードが実施されることをご存じですか?
近年、LGBT、LGBTI、LGBTQ+などという言葉を聞くことが増えてきましたよね。
今日はジェンダーの視点から、学習指導要領を見てみたいと思います。
結論から言えば、現在の学習指導要領では、LGBTQ+の方々については特に触れられていません。
実際の教育現場では、教員研修でLGBTQ+について取り上げられるなど、様々な場面で配慮がされていることがあると思います。
ですが、肝心の学習指導要領では「触れられてもいない」という事実に驚きです。
また、異性についての記載も以下のようになっております。
例えば、保健体育についての記載では「体は、思春期になると次第に大人の体に近づき、体つきが変わったり、初経、精通などが起こったりすること。また、異性への関心が芽生えること。(小学校)」「身体の機能の成熟とともに、性衝動が生じたり、異性への関心が高まったりすることなどから、異性の尊重、情報への適切な対処や行動の選択が必要となることについて、取り扱うものとする。(中学校)」という記載があります。
教員採用試験では、試験として学習指導要領を正しく覚えておく必要があります。
しかし、学習指導要領のこのような表記・内容に疑問を感じたり、問題視する声もあります。
実際に教員として働く際には、様々な意見があることを知り、互いを認め合える学級づくりを目指してほしいと思います。
それではまた。