東京アカデミー旭川校
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こんにちは。東京カデミー旭川校の服部です。
本日は、10月9日にアメリカのワシントン、OECDより発表された、国際課税新ルールについてお話しします。
経済の時事問題は日本であれ、世界であれ、どの試験でも再頻出の項目ですので是非、チェックしてください。
本ルールの背景として、デジタル社会、外国籍企業の課税逃れを防ぐ、法人税の新たなルールづくりが求められていました。
今回の新ルール合意のポイントは、
①法人税の最低税率を導入
これまで、日本、アメリカ、ドイツなど、法人税の税率にばらつきがあり、法人税の最低税率を15%に定めたのです。
②デジタル課税の導入
企業が世界で売り上げた金額の10%を超える利益を課税の対象とし、そのうち25%をサービス利用者がいる国に配分するというルールです。
今後は、2023以降の実施を目指すとのことです。
今後も課税のルールのニュースは要チェックですね。
よろしくお願いいたします。