東京アカデミー名古屋校
ブログ
こんにちは、東京アカデミー名古屋校の石原です🐻
またまた、ペットを沢山飼っているからこそいただく質問に答えていきます!
Q.カエルを飼い始めたのはきっかけは何ですか? A.自宅ではクランウェルツノガエル、ベルツノガエル、マルメタピオカガエル、サビトマトガエルを飼育しています🐸 どの子もぽちゃっとした体つきで、どことなく親近感を覚えたからです。 |
Q.動物同士で喧嘩はしないんですか? A.深夜になると、喧嘩というより連鎖が始まることはあります。 「犬が寝言でむにゃむにゃ言う→カエルが反応して鳴く→フクロモモンガやチンチラなどの夜行性動物が活発になる→人間が起こされる」ということが何回かありました。 |
「状況設定問題が苦手」「状況設定問題に時間をかけすぎてしまう」といった声を度々耳にします👂
本ブログを読んでいらっしゃる皆さん、思い当たる節はございませんか?
状況設定問題を解いていくときのポイントをお伝えする前に、状況設定問題がどういった問題であるかをまとめました👇
・1問2点の60問、計120点
→何と言っても特徴的なのは、「必修問題や一般問題と違い、1問につき2点の配点であること」でしょう。
配点が高い分、1問正解するだけで多くの点数を獲得することができます。
・看護の現場で想定される状況が設定され、それに対する理解力や判断力を問われる
→長文で状況が説明され、それに対し様々な角度から問題が出されます。
文章を正確に読み取り、いかに早く必要な情報を収集できるかが勝負のカギを握ります🗝
・相対基準であるため、合格基準点が毎年変動する
→一般問題と状況設定問題を足したもの(250点満点)で計算され、合格基準点は毎年変動があります。
250点満点に対し、例年6割ちょっとで合格ラインに達するといわれています。
今年度受験される皆様は、一般問題と合わせて7割正解を目指すと良いですね◎
★上記と併せて、👉厚生労働省のHP👈もチェックしましょう!
状況設定問題とは何かを知っていただけましたか?ここからは不合格に陥りやすいポイントを、実際に過去問を見ながらお伝えしていきます!
危険ポイント①:文章内から読み取れる内容を正確に集め、整理ができない
収集する情報は以下の通りです。
・検査値、バイタルサイン
・患者の兆候や病状
・周囲の環境
・年齢や性別
・既往歴 など
分かりやすいように、過去の国家試験問題で出された「第108回午前106」を見てみましょう👀
Aさん(34歳、初産婦)は、夫(37歳、会社員)と2人暮らし。事務の仕事をしている。 身長157cm、非妊時体重54kg。妊娠24週4日の妊婦健康診査時の体重58kgで4週前から1.5kg増加している。 血圧128/88mmHg。尿蛋白(±)、尿糖(-)。浮腫(±)。Hb10g/dL、Ht30%。子宮底長22.5cm、腹囲84cm。 胎児推定体重700g。非妊時より白色の膣分泌物は多いが、掻痒感はない。
Aさんの妊婦健康診査時のアセスメントで適切なのはどれか。 1.妊娠性貧血 2.膣カンジダ症 3.胎児発育不全 4.妊娠高血圧症候群 |
必要な情報はきちんと整理されましたか?
「情報をいかに早く・正確に読み取れるか」がものを言う部分です!躓きやすい方は要注意⚠
上記の5つの項目を意識しながら、まずは情報を振り分けることを意識してみましょう👀
バイタルサインだけではなく、文章内で説明されているところ(「非妊時より白色の膣分泌物は多いが、掻痒感はない」など)もこぼさず拾ってくださいね!
危険ポイント②:根拠が説明できない
問題文とオープンセサミを使用しながら、選択肢をひとつずつ確認していきましょう☺
★オープンセサミって何?と思われた方は、👉こちらのブログ👈も併せてチェック!
①妊娠性貧血(セサミ④P.208)
妊娠性貧血を判断する上で必要となる検査値は、『❶ヘモグロビン値❷ヘマトクリット値』ですね。ここはパッと出てきていただきたいところです!
妊娠性貧血と判断される基準と照らし合わせて、確認してみましょう。
②膣カンジダ症(セサミ①P241)
膣カンジダ症を判断する上で必要となる情報は、『非妊時より白色の膣分泌物は多いが、掻痒感はない』の部分です。
膣カンジダ症の症状として、掻痒感が起こりやすいことが挙げられますよね。白色の膣分泌物は非妊時からみられていることも、判断する上では大切です。
③胎児発育不全(セサミ④P152・153)
胎児発育不全を判断する上で必要となる情報は、『❶妊娠24週4日❷胎児推定体重700g』の部分ですね。
その情報を踏まえて、❶妊娠24週は約何か月に当たるか❷その時の胎児の平均体重はどのくらいか をきちんと計算できますか?
暗記するのはなかなかの力技です。 胎児の体重を計算する方法がセサミ④P153に記載されていますので、不安な方は確認しましょう!
④妊娠高血圧症候群(セサミ④P205・206)
妊娠高血圧症候群を判断する上で必要となる検査値は、『❶血圧❷尿蛋白』ですね。
妊娠高血圧症候群の判断基準140/90mmHgを知っていれば、高血圧と判断されないことがすぐに分かるはずです!
尿蛋白が±であることからも、自信を持って候補から削除できるといいですね。
このように、「何故この選択肢は違うのか・何故正解と判断したのか、理由を説明できるくらい考える」ことが大切です◎
根拠が答えられない部分は、支えとなる基礎学力が不足している証拠です。 該当する部分だけでなく、その分野の基礎まで戻り学習し直しましょう!
これは状況設定問題だけでなく、一般問題も当てはまります!同様に解いていきましょう⚠
危険ポイント③:繰り返し解く練習をしていない
ここが不足している方が圧倒的に多い印象があります💣
繰り返すためにも、上記のような問題の解き方をしっかりマスターする必要があります(今回の例では母性看護学を取り扱っていきました)
東京アカデミー名古屋校の秋期講習では、「手術から退院支援までと生活習慣に関する疾患」など、皆様の苦手としやすい部分を取り扱います。
長文問題の解き方を丁寧にレクチャーしていきますので、本講座で状況設定問題の対策を万全にしていただきたいです✨
【ここまで読んでくださった皆様へ💗】
先ほどご紹介した過去問の正解は「①妊娠性貧血」でした!
この問題の正答率は88.7%と、かなり高いです。間違えてしまった方は是非復習し、併せて秋期講習の受講をご検討ください👀
★講座のお申し込みは👉コチラ👈をクリックし、「短期」に✔を入れてお申し込みください
★東京アカデミーの公式SNS(LINE・Instagram・Twitter)はもうチェックされましたか?詳細は👉コチラのブログ👈をご覧くださいね。
★お問い合わせは、東京アカデミー名古屋校(052-563-2095)までお願いします。
★現在の営業時間は11:00~18:00となっておりますのでご注意ください。