東京アカデミー大阪校
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こんにちは。東京アカデミー大阪校、教員採用試験担当の各務(カガミ)です。
先週より、大阪校では大阪府・大阪府豊能地区・大阪市・堺市を受験する方のための教養対策の講座が開講しました。
受講生の皆さんには、開講時のオリエンテーションで、大阪教養試験の対策ポイントについて、資料をお渡しして少しお話ししました!
講義をしっかり受け、自宅学習では講義の復習をメインで進めていただければ、間違いなく力が付きます。
学習を進めていく中で、迷うことがあればいつでもご相談くださいね。
さて、今日は大阪府下の1次教養試験対策のポイントについて、少しだけご紹介します。
今回のテーマは「差が付くのはどの分野?」です。
東京アカデミーでは、この夏の教員採用試験でweb採点会を実施し、1000人以上の方にご参加いただきました。
そのデータの集計結果によると、正答率の高い傾向にある科目、低い傾向にある科目が分かってきました。
正答率が高い傾向にあった科目は、教育原理、服務規律、数的推理
正答率がダントツで低い傾向にあった科目は、判断推理
でした。
よって、正答できれば周りと差が付く分野としては、正答率が低い傾向にある判断推理だと言えます。
逆に、教育原理、服務規律、数的推理は、間違ってしまうと周りに差を付けられてしまう、満点を目指したい分野であると言えます。
倍率の高い校種・教科を志望する方、比較的正答率の高い「数的推理」等で満点を狙えず他で点数を取る必要がある方は、判断推理でしっかり点数を取れるように対策していく必要があります。
判断推理の勉強法については、昨日の講義で担当講師より受講生にアドバイスがありましたので、紹介します。
判断推理は、数的推理等とは違い、高校までの学校の勉強で習わない分野です。
そのため、全員が一からのスタート。
対策していなければ(元々得意な一部の人を除いて)点が取れませんが、きちんと対策すれば点が取れるようになります。
対策のポイントは、解き方だけを暗記するのではなく、
問題の種類(分類)を知り、種類ごとの解き方の違いを理解することです。
特に、少し捻った問題が出ることが多い大阪の教養試験の対策としては、"暗記"ではなく、”理解”が重要になります。
また、例えば同じ「順序関係」の問題であっても、数字が出てくる「定量的順序関係」と、数字が出てこない「定性的順序関係」では解き方が違いますね。(これはだいぶザックリとした例ですが……)
問題演習では、問題の種類(分類)に着目して、どうして解き方が違うのかをしっかり理解することを心がけましょう!
満点を目指したい、教育原理、服務規律、数的推理の勉強法は、今後のブログで紹介していきますね。
それでは、また。