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こんにちは。東京校公務員チューターです。今回は社会科学について書かせていただきたいと思います。社会科学は高校の政治・経済に該当する箇所が多く、専門憲法・経済学と重なる箇所も多いため、人によっては少ない負担で安定した得点を狙っていける科目だと思います。私は前述のどちらにも該当していたので得点源にすることが出来ました。逆にこれらに該当しない方は自力で勉強する必要がありますが、人文科学と比べても負担は少ないと思うので、積極的に取り組んで欲しい科目です。
政治は大部分が憲法の範囲と被るので憲法学習者は特別苦戦することは無いと思います。しかし、政治制度・日本政治史・国際政治は憲法では学習しないので個別にやっておく必要があります。また、本試験を解いていて感じたこととして、憲法は判例をもとに選択肢が作られていることが多いですが、政治は憲法の条文そのものの解釈が選択肢で問われていることが多かったです。そのため憲法の問題形式に慣れていると逆に戸惑うこともあると思うので、一度はDATA問で過去問を解いておきましょう。
経済も経済学の範囲と被る箇所は多いですが、実際にミクロマクロのような問題が出題される場合は理論問題ばかりで、グラフ・計算問題が出題されることはほとんどありませんでした。また日本経済史・国際経済・財政は、出題頻度はそれなりですが経済学では学習しないので必ず学習しておきましょう。特に日本経済史は出題されやすいので過去問も通じて取れるようにしておきましょう。日本経済史と前述の日本政治史は合わせると日本の近代・現代史ともつながり、日本史の勉強にもつながるため一石二鳥の勉強法と言えます。
社会は上記二つとは異なりすべて一から勉強する必要があります。しかし、現代社会というものは範囲が膨大です。私は準拠テキストを元に学習を進めて、出たDATA問でテキストに載っていない部分をテキストに書き込んで、「準拠テキスト+出たDATA問」のオリジナルテキストにしていました。特に人口・社会保険・労働は頻出範囲なので必ず覚えておきましょう。このあたりの内容は教養の時事問題や論文試験にも当てはまることがあるので勉強しておいて損はないと思います。
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社会科学は負担が小さい割に出題数が多くコストパフォーマンスが高い科目です。ほとんどの試験先で4問程度は出題されるので安定して点を取ることが出来ればかなり合格につながっていくと思うので、人文科学と迷っているなら社会科学を進めることをおすすめします。
実際に受験された方の生の声は必ず皆様の受験に役立つはずです。
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