東京アカデミー東京校
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こんにちは。東京校公務員チューターです。今回は自然科学について書かせていただきたいと思います。
自然科学は数学・生物・化学・物理・地学の5つに分かれていてそれぞれ高校卒業程度の問題が出題されます。理科は専門の範囲からも出題があるので文系の方には厳しいところもあるかもしれません。しかし、すべて捨ててしまうのはあまりにも勿体ない科目です。
私はセンター試験受験者だったので生物基礎・地学基礎の土台はありましたが、それでも苦労することはあったのでそのあたりを話していければと思います。
数学は全くやりませんでした。元々数学が苦手であったこともありかける時間がもったいなかったです。理系の方や数学が得意な方は軽くさらっておけば出来ると思います。問題自体は高校の定期テストレベルが多いです。
オススメその1。暗記でほとんどの内容をマスターできるので覚えることに負担をあまり感じないなら真っ先にやるべき科目です。私は生物基礎をやっていたので覚え直すのにあまり時間は掛かりませんでしたが、酵素・発生遺伝・神経・植物ホルモンなどは専門生物の内容だったので苦労しました。頻出範囲としては、真核細胞構造・免疫・ヒトの器官は確実にやっておきましょう。問題自体は生物基礎からの出題が大多数なので頻出範囲は絶対にマスターしておきましょう。
暗記で何とかなる部分と計算が必要になってくる部分に分かれています。私は理論化学の一部と無機化学を勉強していました。理論化学は暗記部分をうまく厳選して勉強して、無機化学は物質の性質をひたすら暗記していました。理論化学はmolを使う計算はほとんど捨てて、その分溶液や化学結合などに注力していました。無機化学はもし出題された際に知っているかどうかで1点が簡単に決まってしまうのでやっておきました。私が受けた試験では実際には出題されませんでしたが…。有機化学は時間に対するコスパが低すぎたのでやめました。時間対費用をうまく管理して勉強するのが合格への近道だと思います。
ほとんど勉強はしませんでした。理由は計算が必要で暗記では太刀打ちできない科目だったからです。逆に公式さえ覚えてしまえば計算していけるのであんまり暗記をしたくない方は選択しても良いかもしれません。文系学部の方にはあまりオススメはしませんが…。
オススメその2。暗記で対応できるうえ、生物より量も少ないのでコスパだけなら一番だと思います。国家系の試験では出題がない事だけがネックですが、地方公務員志望の方にとってはそれを補って余りあるメリットがあると思います。地球内部構造・マグマ・化石・宇宙は頻出範囲なので必ずマスターしましょう。
基本の勉強法は準拠テキストを読んだ後に出たDATA問を解きます。出たDATA問にはテキストには載っていないことも書かれていることが多いのでそれをテキストに書き込んでオリジナルテキストを作りました。
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自然科学は高校生での履修状況によって大きく勉強プランが変わる分野だと思います。特に化学基礎・生物基礎を履修済みの方は地学基礎を選択しないのは非常にもったいないです。少ない勉強時間で最大限の点数を取れるようにプランを立てていきましょう。
また、試験先に合わせた勉強も重要です。例えば、特別区は自然科学が8問出題されます。特別区を目指す方にとって自然科学をやらない選択肢はないでしょう。私も生物・地学は完璧に、化学は一部やっていましたが、出来る限り自然科学で点を稼ぎたいと思っていました。そこで特別区の過去問を調べたところ、物理2題のうちある単元だけは毎年1題出題されていたので、その範囲だけ勉強していました。そのような過去問研究が出来るのも東京アカデミーの魅力です。ただやみくもに勉強するのではなく、戦略を立てて、最短距離で合格に近づけるようにすることも受験勉強のうちだと思います。
実際に受験された方の生の声は必ず皆様の受験に役立つはずです。
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