東京アカデミー札幌校
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皆さんこんにちは。大卒程度公務員担当の山本です。
前回は、「試験科目」ご紹介させていただきましたが、今回はその中でも「専門科目」についてご紹介いたします。
専門試験は各試験の区分に応じて必要な専門的知識や技術などがあるかどうかをはかるため課される学力試験です。例えば、国家公務員一般職(行政)や地方上級(一般行政系)では、法律系科目として、憲法、行政法、民法、刑法、労働法、商法があり、経済系科目として、経済学(経済原論)、財政学、経済事情、経済政策があり、行政系科目として、政治学、行政学、社会学、国際関係、社会政策があり、これら3分野からの出題となっております。法律系科目は、①条文の知識、②判例の知識、③凡例や学説を題材にして法的思考力を問う問題等が出題され、経済系科目は、①経済原論、財政学(理論)、国際経済学といった理論系問題、②経済事情(日本経済や世界経済)や財政制度・事情などの時事系問題、③その他の問題等が出題されています。
国家公務員の各試験では、専門試験が必ず課されます。ただし、科目選択制となっており、必ずしも全部を解かなければならないというわけではありません。また、国家専門職(国税専門官、財務専門官、労働基準監督官)では、必須科目以外の科目が選択制となっております。
まずは勉強を始める前に、自分の志望する試験がどの専門科目が必須になっているかを確認した上で、勉強を進めましょう。
試験の合格への近道は、今後の勉強計画をしっかりと立てることです。どの時期までどの科目をどの程度仕上げるかのおおよその目安は必要です。今後の長い受験勉強を乗り切るためには、効率の良く学習を進めましょう。
どの科目から手を付けたらよいか、どの科目が勉強しやすいかなど、いろいろと迷っている方は、ぜひ東京アカデミーまでご相談ください!