東京アカデミー京都校
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みなさんこんにちは。
前回の“BLOG de 国試対策”から、第111回国家試験にむけて、80%以上の正解を必要とする必修問題についてシリーズでお伝えしています❣今回は、もう少し踏み込んで、必修問題の目標Ⅰについてお届けします。早速ですが、特徴的な設問をみていきましょう。
【第110 回国家試験 PM2】
平成29 年(2017 年)の国民健康・栄養調査において、男性で運動習慣のある割合が最も多いのはどれか。
1 .20 〜 29 歳
2 .40 〜 49 歳
3 .60 〜 69 歳
4 .70 歳以上
正答は4です。目標Ⅰの看護の社会的側面および倫理的側面からの出題です。ここでは、社会保障制度で学習した統計データや法規に関する事項が中心に出題されます。必修問題は単純想起型の設問で構成されています。覚えていればすぐに解けますが、問われた事項を覚えていなければ、何度も読んで推察、思考したとしても正答を導くのが困難😖
国民健康・栄養調査は、国家試験において「患者調査」「国民生活基礎調査」と並んで出題される頻度の高い調査です。第110回国家試験では、平成29年のデータが出題されていますので、第111回国家試験にむけて、平成30 年のデータをインプットしておきましょう❣ちなみに、「運動習慣のある者」とは、「1回30分以上の運動を週2 回以上実施し、1年以上継続している者」を指します。
それでは解説👇
1 .× 20 ~ 29 歳では男性28.3%、女性11.6% でした。
2 .× 40 ~ 49 歳では男性24.4%、女性16.1% でした。
3 .× 60 ~ 69 歳では男性42.9%、女性29.6%でした。
4 .○ 70 歳以上では男性45.8%、女性42.3%で、男女ともに最も多くなりました。
いかがでしたか❓今回はここまでとなります。次回の“BLOG de 国試対策”は11/19(金)となります。次は必修問題の目標Ⅲについてお送ります❣
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それではまたお会いしましょう☺