東京アカデミー東京校
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こんにちは。教員採用試験の予備校=東京アカデミーの福井です。
今日は、人文科学の傾向と対策について、お話したいと思います。
国語:
現代文の読解と漢字の読み・書き取りの問題が頻出です。
現代文の読解は、接続詞・指示語・表題・要旨を問うパターンが多いです。
過去問研究を丁寧に行い、読解の重点を、傾向に合わせて準備してください。
漢字に関しては、常用漢字の範囲で、読みは、熟字訓・難読漢字、書きは、同音異字・同訓異字・同音異義語・反対語・対照語に注意して下さい。
その他に文学史・敬語・四字熟語・ことわざ・慣用句・短歌(小倉百人一首を含む)・俳句等が出題されています。
文学史に関しては、作者名(作品名)を解答させる問題・成立年代の並べかえ問題・冒頭文を読んで作者名や作品名を答える問題が多く出題されています。
敬語については、誤りのある文を選択する問題が多く、尊敬語・謙譲語・丁寧語の分類を理解しましょう。
四字熟語は、読み・意味・書き取り・漢数字の空所補充・正誤問題等、様々な形式で出題されています
ことわざ・慣用句・故事成語に関しては、ことわざの出題が多く、空所補充や意味を問う問題でした。
短歌・俳句に関しては、上の句と下の句の組み合わせ・季語・作者を問う問題形式の出題です。頻出の物は暗記をして、鑑賞まで学習しておくと安心です。
英語:
国際化の流れを受けて,英語の必要性が高まっていることから,ほとんどの自治体で出題されています。
レベルは自治体により中学レベル〜大学受験レベルまで様々ですが,内容的には会話文が圧倒的に多く、会話文特有の表現について確実に理解しておきましょう。
倫理,音楽,美術については,例年,出題される自治体がほぼ決まっているため,受験する自治体の過去問題を見て確認した上で,学習に取り組みましょう。
倫理:
人物とキーワードの組み合わせを問う問題が圧倒的に多く、得点源となります。西洋の倫理では,古代ギリシア思想・経験論・合理論・ドイツ観念論・実存主義、東洋の倫理では,諸子百家を押さえましょう。
音楽:
人物と作品の組み合わせを問う問題が、出題されています。西洋音楽史では,バロック・古典派・ロマン派の人物とその代表作について一通りおさえておく必要があります。日本音楽史では滝廉太郎・山田耕筰・岡野貞一が要注意です。
美術:
実際の作品を見て,作者名を答える問題が多いです。西洋美術史では、ルネサンス・自然主義・印象派・後期印象派が、日本美術史では、浮世絵の葛飾北斎と歌川広重・黒田清輝が重要です。
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