東京アカデミー横浜校
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こんにちは。東京アカデミーの公務員担当です。
今回は、【消防官】についてご紹介いたします。
消防官は、あらゆる災害から住民の生命・身体及び財産を守るため、消防署や消防出張所に勤務し、消防活動・救助活動・救急活動等を行うほか、災害予防のため住宅・事業所に対する防火指導等の職務に従事します。
都市構造や生活様式の急速な変化に伴い、災害の様態も複雑化・多様化の傾向を強める一方で、高齢社会の到来などによる救急需要も増加の一途をたどっており、以前にも増して、より専門的で高度な活動が求められています。
・消火活動…火災の通報を受け、いち早く現場に出動し消火活動を行います。
・救急活動…交通事故やその他の事故により、けがをした人や急病人の応急手当を施し、病院への搬送を行います。
・救助活動…災害現場などで人命の救助を行います。
・予防活動…火災や災害などによる被害を予防するため、建物に設置されている消防設備等の審査・点検や指導を行います。
・防災活動…火災を未然に防ぐために、啓蒙活動を行います。
東京消防庁以外は、各自治体の行政職等の試験と同一日に実施することが多いです。主な試験日程としては、下記の通りです。
※年度によって異なる場合があります。
東京消防庁;5月第2土曜日
政令指定都市他;6月第4または第5日曜日
その他市町村;7月~10月
消防官の試験では、
①年齢制限と②学歴資格の2つを設けていることが多いです。
自治体によってはその他に、身体的条件として視力や色彩の識別を受験資格に含まれる場合もあります。
また、①年齢制限、②学歴資格に関しては、市町村の規模により高卒・短大卒・大卒の試験を一括して実施することもあります。
筆記試験は教養試験で実施されます。
教養試験の問題自体は、各自治体の行政職試験と同じ場合が多いので志望する市町村の試験傾向等に目を通しておきましょう!
その他、論文試験、体力試験、身体検査、面接試験が課されます。試験の内容は自治体によって異なりますので、志望先の募集要項等で早めに確認しておきましょう。