東京アカデミー秋田校
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秋田県で教員を目指しておられる皆さん、こんにちは。
特に、2022年の夏試験が初受験となる方・・・最初は、教職教養、一般教養ともに範囲が広く、どこをどれくらい掘り下げて覚えたら良いのか・・・ピンとこない方が多いと思います。
さらに、秋田県の教員採用試験は、北海道から沖縄県まで47都道府県、20政令指定都市の試験と比べると
「参考書の定番知識を覚えているか」を問うような(言葉が適当かどうかは別にして)学校の定期テストのような問題も少なくないと感じます。
今の教員採用試験は、全国全自治体の平均で、教職教養の出題比率は、教育原理が52%、教育法規が21%、教育心理が11%、教育史が5%未満です。
つまり、ペスタロッチは何をした人でしょうか?などの暗記問題は出さない自治体が大半だと言うことです。
しかし、秋田県の総合教養の教職教養では、教育心理も教育史もしっかり出題されていますね。特に人物名もです。
そこで、2018年夏試験から2021年夏試験までの4年間で、「教育心理」「教育史」で出題された人物名の上位をご紹介します。
・この4年間で問題文、選択肢で登場した人物は47名
・4年間で4回登場した人物は・・・・たった1人・・・ブルーナー(1915~2016)著書「教育の過程」「教授理論の建設」など。
・4年間で3回登場した人物は・・・・これも1人・・・デューイ(1859~1952)著書「学校と社会」「民主主義と教育」など。
・4年間で2回登場した人物は・・・・4人おられます。
・・・・・フレーベル(1782~1852)、ピアジェ(1896~1980)、エリクソン(1902~1994)、コールバーグ(1927~1987)です。
ここまでで6人・・・まずは、この6人について、何をした人か?この人の研究が後の何に発展したか?日本への影響は?など、簡潔に説明できるようにしたいところです。後の41人と、まだ出ていない有名な人物・・・暗記ですね。
秋田県の教員採用試験は、とにかく、幅広い定番の知識をきちんと覚えているかを問う出題が少なくありません。まずは、参考書、教科書レベルの正しい暗記です。
その後、文部科学省、秋田県教育委員会の通知や方針、施策についての理解と実践です。
3月までには、定番の知識を身につけ、4月以降は実践力、人物試験対策などに時間を割くようなスケジュールを考えていきましょう。
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