東京アカデミー横浜校
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皆さんこんにちは!公務員試験の予備校=東京アカデミーの横浜校の公務員担当です。
毎週木曜日は、公務員試験に役立つ情報をお届けいたします。
今回は国家公務員の「入国警備官」についてご紹介いたします!
入国警備官は、法律に違反する外国人に対して厳正に対処し、日本の安全と国民生活を守るため日夜活躍しています。
・違反調査
入国警備官は、自ら得た情報や一般の方から寄せられた情報に基づき、出入国管理及び難民認定法に違反している疑いのある外国人を調査します。
・摘発
入国警備官は、違反調査の過程で必要がある場合には、裁判所の許可を得て、強制的に捜索等を行うことができます。また、入管法に違反している外国人の存在が判明した場合には、主任審査官が発付する収容令書により違反者の身柄を拘束することができます。
・収容
摘発により身柄を拘束されたり、また自ら出頭した外国人で身柄を収容する必要がある外国人については、地方出入国在留管理局に設置された収容施設に一旦「収容」されます。これらの施設を警備し、収容の手続を行い、収容中の処遇に当たるのも入国警備官の仕事です。
・送還
違反審査の結果、退去強制令書が発付された外国人は、速やかにその国籍国などに送り返すことになっています。これが「送還」です。入国警備官は、これらの外国人を空港まで護送し、確実に我が国から出国させるための退去強制令書を執行します。
引用:https://www.moj.go.jp/isa/supply/recruitment/nyukan_nyukan06.html
・一次試験
基礎能力試験(40題・90分/多岐選択式)と作文試験(1題・50分)が出題されます。
一次は基礎能力試験の成績のみで合否が決定され、作文試験は最終合格者の決定に反映されます。
・二次試験
人物試験(個別面接と性格検査)と身体検査、身体測定、体力検査が課せられます。
人物試験以外は点数化されず合否のみ判定されます。
■これから受験される皆さんへ
入国警備官の採用試験は年齢制限内であれば大学卒業生が受験できるため、一次試験対策が重要になります。また、人物対策を重視する公務員試験が増加する中で、国家公務員である入国警備官の採用試験は、最終合格に対して一次試験の比重が高く、5割以上が一次の段階で決定します。
一次試験対策は勉強時間が成績に直接つながります。試験日は例年9月の中旬ですが、早めの対策を心掛けましょう。