東京アカデミー秋田校
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こんにちは。
大学3年生の皆さん、2022年夏に向けた勉強はもう始めていますか?
例年夏~秋にかけて、アカデミーでも「来年度の受験に向けてどの講座を受ければよいですか?」「どんな学習スケジュールで勉強すればいいでしょうか?」といったご相談をお受けします。秋口から勉強を始動する大学生の方が多い印象です。
まだ勉強を始められていない、どこから手を付ければいいのかわからない、今からやって間に合うの? などなど……
大学3年生向けの学習計画についてご紹介したいと思います。
※今回ご紹介するものはひとつの目安です。実際に学習を進めていく中で計画を適宜修正していきましょう。
まずはじめに学習計画は、「長期的な目標」と「短期的な目標」の2つ作成。
長期的な目標を達成するために、計画の細かな修正を短期的なスケジュールで行っていくイメージです。
今回は3か月ごとの目標を長期的な目標として設定します。短期的なスケジュールは1~2週間を目安に立てるとやりやすいかと思います。
年内はまずインプット。。
問題を解こうと思っても、根拠となる知識がなければ手がすぐ止まってしまうこともあります。
また、年明けから本格的に演習を始めると、インプットのための時間を取りにくくなることをも予想されます。
インプットの方法は様々ですが、五感を複数使った学習が効率的だと言われています。
読み上げながら書く、聞きながら解く……といった具合でしょうか。
また、人によって覚えやすい学習方法は異なります。実際に手を動かして書いた方が覚えやすいという人もいれば、読んだ方がすんなり頭に入ってくるという人もいます。
ご自身に合った方法で知識を身に付けていきましょう。
問題をはじめに解いて、そこから知識を身に付ける、というパターンが性に合っている方もいると思います。
そういった方は問題演習⇒参考書⇒問題演習……のルーティーンで進めていきましょう。
ある程度知識がついてきたら問題演習で知識の使い方をものにしていきましょう。
問題演習のやり方も人それぞれだと思います。これが絶対に良い! というものはありませんが、問題の解き直しは是非ともやっていただきたいと思います。
問題演習をする際に避けたいのは、問題を解きっぱなしにすることです。
問題は、単に正解をすればよいというものではありません。5択の問題を偶然当てた場合は仮に正答でも十分に知識を身に付けたとは言えませんし、間違った問題を放置してしまえば類似の問題が出たときに同じように間違えてしまいます。
できるだけ多くの問題に触れることも大切ですが、それ以上に同じ問題を間違えないことが大切です。
解き直しのやり方も様々です。
・「解き直しノート」を作って進める
・間違えた問題だけ抽出して解き直す
・時間を置いて解き直す
試験までの残り期間、自分の得手不得手、自治体ごとの出題傾向を踏まえて判断していきましょう。
1月から既に過去問演習に取り掛かっている人もいるかと思います。この時期は総仕上げです。
過去問演習をする際、自分が受験する自治体のみ取り組む方がいますが、できれば他の自治体の過去問も目的を決めて(ここが大切です!)取り組めるとよいです。
何故かというと、自治体の出題傾向や形式が変わる可能性は否定できないためです。同じようなパターンに特化して練習していた場合、不測の事態というものに非常に弱くなってしまいます。
では、受験先以外にどの自治体の過去問に取り組めばよいのでしょうか?
①併願先:当然ですが受験する以上過去問に触れておきましょう。
②出題傾向が似ている自治体:「教職教養のみ」「教職+一般」という形式の他、「原理・法規中心」「まんべんなく出題」といった出題範囲からの絞り込みもできます。
③出題形式が似ている自治体:「記述式」「マークシート式」「記号選択式」といった出題形式から類似の自治体を探しましょう。
といったパターンが挙げられます。もちろん、ここに限らず様々なテーマ・狙いから過去問に取り組んでください。
今回は筆記試験の学習計画についてお話しましたが、特に教職教養は人物試験にも直結する重要な知識です。
試験までの残り期間をカウントしつつ、計画的に学習を進めていきましょう!
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