東京アカデミー京都校
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みなさん,こんにちは。公務員試験の予備校,東京アカデミーです。先週のブログでは、「政治」の内容について取り上げました。
今回は,一般教養の「経済」について取り上げます。
主な出題分野の内訳は以下の通りです。
需要と供給,市場の形態,国民所得,金融の仕組み,財政の仕組み,国際経済の動向と国際協力
頻出分野は財政,金融政策などです。財政に関しては,財政政策,財政事情,さらに税制まで広範に問われるため,時間をかけた対策が必要です。また,金融政策については,中央銀行の果たす役割を中心に,金融政策が経済におよぼす影響まで,確実に理解し,まとめておかなければなりません。
近年の傾向として,教科書の丸暗記では解けない,いわゆる理解力を問う問題も増えています。そして,タイムリーな話題に関係する経済用語も要注意となります。
また,時事問題に関連した出題も見られるので,日頃から新聞・ニュース等で取りあげられる経済問題に注意を払うことも大切です。
それでは,今回も過去問にチャレンジしてみましょう!
競争的市場における財やサービスの需要量,供給量と価格の関係に関する次の文中の空欄ア~オに当てはまる言葉の組み合わせとして,妥当なのはどれか。
一般に,財とサービスの供給量は価格が(ア)と減少し,(イ)と増加する。逆に財とサービスの需要量は価格が(ア)と増加し,(イ)と減少する。このとき,縦軸が上向きを正とする価格,横軸が右向きを正とする数量としたグラフとすると,供給量のグラフは(ウ)となり,需要量のグラフは(エ)となる。供給量と需要量のグラフが交わる点の価格のことを均衡価格という。財とサービスの価格が高くなると供給量は需要量を(オ),価格は均衡価格まで低下する。
ア イ ウ エ オ
1 安くなる 高くなる 右上がり 右下がり 上回り
2 安くなる 高くなる 右下がり 右上がり 下回り
3 高くなる 安くなる 右上がり 右下がり 上回り
4 高くなる 安くなる 右下がり 右上がり 下回り
5 高くなる 安くなる 右下がり 右上がり 上回り
(2020年 地方初級)
【解答】1
【解説】この問題の需要と供給と価格の関係を図に表すと下記のようになります。ただ暗記をするだけでなく、図をイメージしながら覚えると知識が定着しやすくなりますよ。
次回は「東京アカデミーHP活用方法」第2弾「現役合格を目指す」編です。それでは来週のブログもお楽しみに!
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