【看護師国家試験対策】出題基準が変わる前年の第111回試験はどうなるか？

こんにちは。
東京アカデミー町田校の片貝です。

さて、本日は以前のブログでもご案内いたしましたが、出題基準改定前年となる回の看護師国家試験の合格率について振り返りたいと思います。

次の出題基準の改定は、第112回試験からとなるようです。
2022年2月に行われる第111回試験は改定前年の回となります。

ではここで、過去直近2回の改定前年の回（第102回と第106回）の合格率について確認します。
下表、赤字部分の通り、改定される前年の試験は厳しい結果になっています。

看護師国家試験の合格率は例年、およそ90％を推移していますが、出題基準改定の前年は、合格率が低くなっている傾向にあります。
直近の改定は現行の出題基準で、第107回試験から使用されていますので、その前年は第106回試験です。
第106回試験の合格率は「88.5％」でした。

その前の改定が第103回試験から使用された出題基準になりますので、その前年は第102回試験です。
第102回試験の合格率は「88.8％」でした。

過去10年ほどの合格率をみると第106回試験の88.5％が最も低く、88％代の合格率になったのは、第102回試験と第106回試験の2回だけです。

この傾向を踏まえると、第111回試験は合格率が下がる可能性があるのではないかと考えられます！
また、出題基準改定前の回ではマイナーな問題や改定後の出題基準からの出題も見受けられる場合があるため要注意といえます。

第111回試験を受験される方は、より一層注意していきましょう！

補足）
出題基準の詳細はコチラ(厚労省HP)をチェックしてください。

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