東京アカデミー静岡校
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2022年の教員採用試験最終合格を目指しているみなさん、こんにちは。
東京アカデミー静岡校の教採担当「中の人」です (^^)ノシ
2021年夏実施の教員採用試験の教養問題分析ブログもやっと教職教養分野にたどり着きました!
教職教養は大問でまとめられているので、サクサクと進めていきましょう('◇')ゞ
大問2 次の(1)~(4)は、それぞれの法令の条文の全部又は一部である。各問いの(A)、(B)に入る語句の組み合わせとして正しいものを、各問いの下に示すア~カから一つずつ、選び、記号で答えなさい。
(1)教育基本法 第一条
教育は、(A)を目指し、平和で民主的な国家及び社会の形成者として必要な(B)を備えた心身ともに健康な国民の育成を期して行われなければならない。
― 選択肢は省略 ―
(2)地方公務員法 第三十四条
職員は(A)秘密を漏らしてはならない。(B)も、また、同様とする。
― 選択肢は省略 ―
(3)いじめ防止対策推進法 第二条
この法律において「いじめ」とは、児童等に対して当該児童等が在籍する学校に在籍している等当該児童等と一定の人的関係にある他の児童等が行う心理的又は(A)な影響な影響を与える行為(インターネットを通じて行われるものを含む。)であって、当該行為の対象となった児童等が(B)の苦痛を感じているものをいう。
― 選択肢は省略 ―
(4)学校保健安全法 第十九条
(A)は、感染症にかかっており、かかっている疑いがあり、又はかかるおそれのある児童生徒等があるときは、政令で定めるところにより、(B)することができる。
― 選択肢は省略 ―
教育法規の典型的な問題ですね。選択肢は省略しましたが調べればすぐわかることなので、正答を知りたい場合はぜひとも各法令を調べてください。(1)(2)の法令は教師を目指す上で当然知っているべきもの、(3)(4)は時事的な意味で関心を持つべき法令です。
教員採用試験では各条文の解釈まで問われることはありません。単純に条文の中の重要な部分を問われるだけの単純な問題が出題されます。ただ、条文というのは(3)のいじめ防止対策推進法がそうであるように、「読みにくい」「日本語として分かりにくい」ものが少なくありません。そういう意味では、重要な条文はある程度、読み慣れておいたほうがいいでしょう。なお「重要な条文」ってどんなのだよ!という方もいるでしょうね。なにも「教育六法」など読む必要はありません。
例えば、東京アカデミーのオープンセサミ参考書教職教養②などのように、重要条文が抽出されている参考書などを手元に置くだけで十分です。ただそれでも条文を丸暗記するのはなかなか大変です。ですから、条文の中で重要な部分、問題の中での(A)(B)にあたる部分を各自で読み取れるようにしてください。
(1)は(A)が目的・(B)は必要なものという文脈
(2)は(A)と(B)は対になる関係
(3)は心理と(A)が対、(B)は心理と(A)をまとめたもの
(4)は(A)が主語、(B)が述語
こんな関係になっています。各自で条文の重要部分を見つけ出すときには参考書を使いながら、このようなキーワードとなる部分を明確に覚えていくことで高得点を狙えるようになりますよ!
では今回はこの辺で (・ω・)ノシ