東京アカデミー岡山校
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こんにちは。
東京アカデミーの公務員担当です。
公務員の採用試験は一次試験で筆記試験、二次試験以降で面接試験というのが一般的です。したがって、「面接対策は一次試験が終わってから」と考えている受験生の方が例年見受けられます。
そのため、今回のタイトルについても「面接対策はまだ早いよ」と思われる方も多いかもしれません。
しかし、受験生の方が筆記試験に合格し、面接練習を開始しようとした際に
「面接カードの内容を埋め切れていない」
「とりあえず面接カードは埋まっているけれど、志望動機や自己PRが不十分」
等々で面接練習に入れない方が意外と多いのです。
このような方の場合
「そもそもなぜ公務員を希望するのか?」
「なぜこの官庁・自治体を希望したのか?」
「学生時代頑張ったことは何?(それを公務員としての仕事にどう生かすか)」
などが整理されておらず、必然的にその方の「志望動機」を深掘りすることや「過去の経験のたなおろし」(自己分析)から始めなければならないことになってしまいます。
でも、面接試験日はすぐそこです。
面接練習をしようにも「そもそも公務員になぜ志望するのか」等から始めていると受験生の方は肝心の面接練習に入れなく焦ってしまいますね。
ちなみに、官庁・自治体によっては受験申込書段階で志望理由や自己PRを書かせるところもあります。
では、今からどんなことをやっておくべきなのか?
まずは、自分はなぜ公務員を志望するのか、しっかり自分の価値観から考えておいてください(でも、「安定しているから」「福利厚生が充実しているから」といった志望理由は、面接で話しても全く評価されません。「民間は利益追求だから」も、それだけでは浅すぎます)。
官庁・自治体に入ってどんな仕事をしてみたいのかを自分に問うことも大事です。
そのためにも当然官庁・自治体研究は必須ですね。
また、面接官は面接において受験生の能力や適性などを判断するため様々な質問をしていきますが、回答にはしっかりした自己分析が必要です。自分の性格(長所・短所)・価値観・能力等を、過去の自身の経験を根拠にして、明確に面接官に伝わるように、納得してもらえるように、自分の歴史を具体的に振り返りましょう。
もちろん今は筆記試験対策に重点を置くのは当然です。筆記試験に通らなければ次に進めませんので。
でも、せっかく筆記試験に合格しても面接試験で不合格では採用はされませんよね。
ですから、今のうちから、面接試験も含め試験全体を俯瞰して、そのうえで各人が適切な試験対策をする必要があります。
さらに、最近の傾向として官庁・自治体はより面接試験重視になっています。
面接試験対策も今からでも少しずつ準備する必要があると思います。遅くとも春からは準備をしましょう。