【看護師国家試験】必修問題対策　出題基準からわかる出題傾向①

みなさんこんにちは。
東京アカデミー横浜校の西野です。

本日は、過去3年間（第108～110回）の看護師国家試験で出題された必修問題と出題基準を照らし合わせてみたいと思います。
以前にもご案内した内容ですが、国家試験対策後半期に入っておりますので、改めて確認しておきます。

過去3年間において、毎年出題されている出題基準の項目があります。
今回は3年連続で出題されている出題基準の項目をご紹介し、あわせて第110回本試験の該当問題について確認しておきたいと思います。

①3年連続で出題されている必修問題の出題基準の項目
・目標Ⅲ．看護に必要な人体の構造と機能および健康障害と回復について基本的な知識を問う。
・大項目10．人体の構造と機能
・中項目Ａ．人体の基本的な構造と正常な機能
・小項目ｂ．神経系
以上の項目から出題された過去問は、第108回は午後問題№11、第109回は午後問題№12、第110回は午前問題№11からでした。

②前述の第110回午前問題№11を確認しましょう
【問題】
後頭葉にあるのはどれか。
1 ．嗅覚野
2 ．視覚野
3 ．聴覚野
4 ．体性感覚野
【解 説】
1は×です。嗅覚野は扁桃体、海馬傍回にあります。
2は○です。視覚野は後頭葉にあります。
3は×です。聴覚野は側頭葉にあります。
4は×です。体性感覚野は頭頂葉にあります。
正答は2です。

以降のブログでもご案内しますが、3年連続で出題されている問題は、すべて目標Ⅲと目標Ⅳからになります。
目標Ⅲ（解剖生理）と目標Ⅳ（看護技術）はとても重要で、必修問題のおよそ6割の出題数を占めることも多々あります。
目標Ⅲ・Ⅳを含め、必修問題対策をしっかり行っていきましょう！

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