東京アカデミー青森校
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こんにちは。東京アカデミーの佐井です。
11月20日の政府発表で、子供に関する政策を一元的に推進する「こども庁」について、当初想定していた2022年度中の発足を先送りし、2023年4月の発足を目指す方向で検討に入ったことがわかりました。
内閣府や厚生労働省、文部科学省など関係省庁間の調整に一定の時間を要すると判断したようです。
「こども庁」とは、虐待など複雑化する課題に総合的に対処するため、複数の府省庁にまたがる施策を一元化する新組織です。
菅前首相が、「縦割り行政の打破」を重視し、省庁がタッグを組んで「デジタル庁」創設に次いで検討してきました。
デジタル庁が1年で発足となったことを参考に、2022年度の創立を目指していましたが、調整が難しいようですね。
「こども庁」は内閣府の外局とし、担当閣僚を置く方針で、厚労省が所管する保育や児童虐待防止、内閣府の子供の貧困や少子化対策などを移行する。幼稚園は文科省に残す方向で「幼保一元化」は見送られるようです。
そうそう、「タッグ」といえば、2021年11月5日、「うんこドリル」と財務省主税局がタッグを組んで、「税金について楽しく学べる『うんこ税金ドリル』」の冊子版とWEBアプリ版をインターネット上に公開しました。
「うんこドリル」シリーズは、累計890万部を突破する小学校低学年向けの参考書で、漢字や算数など学習ドリルのすべての例文に「うんこ」を入れるという奇想天外なアイデアで、子どもたちの大人気となっているシリーズですが、うんこでお金の話をするなど、公共機関の考えもどんどん変わってきてますね。
金融庁も「うんこお金ドリル」を制作しており、自治体とのコラボも検討されているようですので、ご参考まで。
今後も「ブログde教育時事シリーズ」でその後の発表も報告していきます。
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