東京アカデミー大阪校
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こんにちは、東京アカデミー大阪校でございます。
第35回国家試験の弊社自己採点会にて正答率が高かった問題をご紹介する「高正答率過去問アタック!」
管腔内消化の調節に関する記述である。最も適当なのはどれか。1 つ選べ。
⑴ 胃相とは、食物が胃に入る前に起こる胃液分泌の変化をいう。
⑵ 消化管運動は、交感神経系により促進される。
⑶ ガストリンは、ペプシノーゲンの分泌を抑制する。
⑷ コレシストキニンは、膵リパーゼの分泌を促進する。
⑸ セクレチンは、胃酸の分泌を促進する。
正答)4
●ポイント●
消化液の分泌には、脳相(視覚、嗅覚、味覚の刺激により胃液の分泌が促される)、胃相、腸相(食塊が十二指腸に入ると、腸での消化を促進すると同時に胃での消化活動を抑制する)がある。
水溶性ビタミンに関する記述である。最も適当なのはどれか。1 つ選べ。
⑴ ビタミンB1 は、ピルビン酸をアセチルCoA に変換する反応の補酵素である。
⑵ ビタミンB6 必要量は、たんぱく質摂取量の影響を受けない。
⑶ ナイアシンは、グルタミン酸から合成される。
⑷ ビタミンB12 は、主に空腸で吸収される。
⑸ ビタミンC は、還元型ビタミンE を酸化型に変換する。
正答)1
●ポイント●
・糖質摂取量の増大やエネルギー代謝の亢進は、ビタミンB1 の要求量を増大させる。
※上記、第35回正答率は、弊社実施の「第35回管理栄養士国家試験本試験採点会」参加者3,487名の集計データによるものです。実際の国家試験の正答率ではございません。